こんにちは。静観です。
今日は、コンテンツ販売をひとりで始めるときに、とても大事な話をします。
それは、経費以外に1円も使わずに、まずは文章で商売を育てるという考え方です。
少し強い言い方に聞こえるかもしれません。けれども、ひとりで静かに商売を続けていくなら、最初から大きなお金を使うよりも、先に身につけたほうがいいものがあります。
それは、読者の気持ちを理解する力です。
文章を通して、相手の気持ちをわかろうとする。
ここが抜けると、どれだけ仕組みを作っても商売は弱くなります。
最初に必要なのは、大きなお金ではない
インターネットでコンテンツ販売をする場合、最低限の経費はあります。
たとえば、WordPressを使うならサーバー代やドメイン代が必要です。メルマガやステップメールを使うなら、配信スタンドの費用もかかります。
教材を作るなら、文章を書くソフト、録音するためのマイク、動画を作るための環境なども、必要に応じてそろえていくことになります。
ただし、最初から全部をそろえる必要はありません。
必要なものを整理すると、このくらいです。
- 自分の発信を置く場所
- 読者とつながるためのメルマガ
- 教材を作るための最低限の道具
- 落ち着いて作業できる環境
- 読者の悩みを考える時間
この中で一番大事なのは、最後の「読者の悩みを考える時間」です。
便利な道具は、あとから増やせます。画像も動画も音声も、必要になってから整えればいいです。
けれども、相手の気持ちを考えずに道具だけを増やしても、商売はうまく育ちません。
WordPressは、ただの記事置き場ではない
WordPressは、今でも自分の発信をためておく場所として強いです。
無料ブログやSNSにも良さはあります。noteも、読者との距離が近くて、とても良い場所だと思っています。
ただ、長く続けるなら、自分の考えや教材の土台を置いておく場所は持っておいたほうがいいです。
WordPressに記事を書くというのは、ただ日記を書くことではありません。読者が何に悩んでいるのかを考え、その悩みに向けて記事を書き、自然な流れで無料レポートやメルマガへつなげていく。
そうすると、記事そのものが入口になります。
記事は、書いて終わりではありません。
読者と出会うための、小さな入口になります。
ここを意識して書くと、1記事の意味が変わります。
ただアクセスを集めるための記事ではなく、「この人は、今どんなことで困っているのだろう」と考えながら書く記事になります。
たとえば、痩せたい38歳の男性がいるとします。仮にマイケルさんとしておきます。
マイケルさんは、ただ「痩せたい」と思っているだけではありません。
体型が気になっているのかもしれません。健康診断の結果に不安を感じているのかもしれません。家族に心配されたのかもしれません。昔の服が入らなくなり、少し寂しい気持ちになっているのかもしれません。
そこまで想像していくと、記事の書き方が変わります。
DRMは、売り込むための仕組みではない
コンテンツ販売を考えるとき、DRMという言葉が出てきます。
DRMは、難しく言えばダイレクトレスポンスマーケティングですが、もっと簡単に言えば、読者とつながり、信頼を積み上げ、その人に必要な商品を届ける流れです。
とてもシンプルにすると、こうなります。
- 悩みを持っている人と出会う
- メルマガやステップメールで信頼を積み上げる
- 必要な人に商品を案内する
これだけです。
ただ、ここで間違えてはいけないのは、DRMは人を操るためのものではないということです。
強い言葉であおったり、不安を強く刺激したり、今すぐ買わないと損をするように見せたりすれば、一時的には売れるかもしれません。
でも、そういう売り方は長く続きません。
今の私が大事にしたいのは、もっと静かな流れです。
売り込むためではなく、必要な人に届きやすくするために仕組みを作る。
この感覚です。
ステップメールも、売り込みの連続にする必要はありません。読者が少しずつ理解して、安心して、自分に必要かどうかを判断できるようにする。
そのほうが、ひとりで長く続ける商売には合っています。
記事は、教材にも音声にも動画にもなる
コンテンツ販売の面白いところは、1つの発信がいろいろな形に変わることです。
WordPressに書いた記事は、そのまま終わりではありません。
記事を読み上げれば音声になります。スライドにすれば動画になります。整理してPDFにすれば教材になります。メルマガに分ければステップメールにもなります。
つまり、1回の労力が、何度も形を変えて働いてくれるわけです。
これは本当に大きいです。
文章だけで見ると、無料の記事に見えるかもしれません。けれども、同じ内容でも、音声になれば通勤中に聞けます。動画になれば、画面を見ながら理解できます。PDFになれば、保存して何度も読み返せます。
同じ中身でも、届け方が変わると価値の感じ方も変わります。
だからこそ、まず文章で考えをためていくことには意味があります。
いきなり完璧な教材を作ろうとしなくてもいいです。日々の記事が、そのまま教材の土台になっていきます。
先に商品の流れを描いておく
ただ記事を書き続けるだけでも、もちろん意味はあります。
けれども、コンテンツ販売として考えるなら、先に全体の流れをざっくり描いておくと強いです。
無料レポートがあり、フロント商品があり、その先に継続商品や会員サイトがある。
この流れを先に考えておくと、記事の役割も見えやすくなります。
たとえば、先ほどのマイケルさんで考えるなら、流れはこうです。
- 無料レポートで、無理のない健康づくりの考え方を伝える
- フロント商品で、具体的な体づくりの方法を教える
- 継続商品で、日々の食事や習慣を支える
- 必要な人には、個別のサポートを用意する
これはダイエットの例ですが、コンテンツ販売でも同じです。
まず無料で全体像を届ける。次に、具体的に実践したい人へ商品を案内する。その先で、もっと深く続けたい人に継続の場を用意する。
こうしておくと、記事を書くときも迷いにくくなります。
全部出すつもりで書いたほうがいい
商売をしていると、「どこまで無料で出せばいいのか」と迷うことがあります。
これは、誰でも一度は考えると思います。
私の感覚では、かなり出していいです。むしろ、全部出すくらいの気持ちで書いたほうが、次の知恵が出てきます。
頭の中を出し惜しみしない。
出したあとに、また次のものが入ってきます。
もちろん、商品にする部分は整理が必要です。順番も必要です。実践しやすい形にする必要もあります。
でも、考え方そのものを隠しすぎると、読者は信頼できません。
「この人は、本当にわかっているな」と感じてもらうためには、無料の記事の段階でも、ある程度しっかり出す必要があります。
出し惜しみをしない人のところに、人は安心して集まってきます。
売り込まずに売るということ
マーケティングの目的は、売り込みを不要にすることだと言われます。
私はこの考え方が、とても好きです。
無理に売り込まなくても、読者が記事を読み、メルマガを読み、考え方に触れていく中で、「この人の商品なら見てみたい」と思ってくれる。
これが理想です。
もちろん、販売ページや案内文は必要です。商品を用意したなら、きちんと案内することも大切です。
ただ、それは押しつけではありません。
必要な人が、自分のタイミングで選べるように、わかりやすく置いておく。こちらは、誠実に説明する。
それでいいと思っています。
1円を1万円にできる考え方
商売では、最初から大きなお金を使う前に、小さくお金の流れを作ることが大事です。
斎藤一人さんの言葉に、1円を1万円にできない人がお金を使って商売をするんじゃない、という考え方があります。
私は、この感覚は本当に大事だと思っています。
インターネットでひとり起業をするなら、まず文章でお客様の気持ちを理解する。文章を通して、困っている人をエスコートするような気持ちで書いていく。
笑顔は直接見えません。
でも、文章から伝わるものはあります。
乱暴に売ろうとしている文章なのか。心のどこかで読者を見下している文章なのか。それとも、本当に相手のことを考えている文章なのか。
読者は、意外と感じ取ります。
文章の向こう側には、必ず人がいます。
その人の気持ちを忘れないことが、商売の土台になります。
必要経費以外に大きなお金を使わなくても、まず文章で3万円、5万円、10万円と売上を作る。
それができてから広告を考えても遅くありません。
むしろ、その順番のほうが安心です。
まとめ
コンテンツ販売は、派手な仕掛けを使わなくても始められます。
もちろん、最低限の経費は必要です。WordPress、ドメイン、サーバー、メルマガ、教材を作るための道具。こうしたものは、必要に応じて整えていけばいいです。
けれども、本当に大事なのはそこではありません。
読者が何に困っているのか。どんな不安を持っているのか。どんな未来を望んでいるのか。
そこを考えながら、文章を書いていくことです。
記事を書き、無料レポートにつなげ、メルマガで信頼を積み上げ、必要な人に商品を届ける。
この流れを静かに作っていけば、ひとりでも商売は育っていきます。
裏ワザはありません。
けれども、相手の気持ちを考えて書く人には、ちゃんと出番があります。
経費以外に1円も使わず、まずは文章で商売を育ててみる。
これは地味ですが、ひとりで長く続けるには、とても強い考え方だと思っています。
感謝。















