村本静観とは
私は、昔からあまり器用な人間ではありません。
いわゆる普通の働き方を、普通にこなしていけるタイプでもありませんでした。
情けない話ですが、外の基準で回っていく働き方しかなかったら、自分はかなりしんどかったと思います。
決められた時間に、決められた場所へ行き、決められた人間関係の中で、うまくやっていく。
そういうことが出来る人のことを、今でも本当にすごいなと思っています。
だから私は、自分なりに生きられる道を探してきました。
その中でたどり着いたのが、ネットを使って、自分の言葉で仕事を作っていく生き方でした。
気づけば、この世界に入って18年以上になります。
長かったです。
うまくいった時期もありました。
かなりしんどい時期もありました。
家族のこと、お金のこと、自分の心のこと。
振り返ると、なかなか濃い人生だったと思います。
でも今は、昔よりずっと落ち着いています。
大きな声で何かを言い切るよりも、静かに見て、静かに考えて、静かに積み上げていく。
そういう生き方のほうが、自分には合っていると分かってきました。
だからこれからは、「村本静観」という名前でやっていこうと思っています。
もともと、うまく世の中を渡れる人間ではありませんでした
私は、最初から商売がうまかったわけでも、頭が良かったわけでもありません。
ただ、「これはいいかもしれない」と思ったことを、実際にやってみることだけは続けてきました。
勉強がものすごく出来たわけでもないですし、
人に囲まれて、うまく立ち回るのも、そこまで得意ではありません。
でも、その代わり、家で一人で考えること、
文章を書くこと、
何かを試してみること、
そういうことはずっと好きでした。
人によって向いている生き方は違うと思います。
私の場合は、誰かの正解に合わせるより、自分の感覚で、自分のペースで生きるほうが合っていた。
ただ、それに気づくまでには、かなり時間がかかりました。
ネットの世界に入って、少しずつ道が開いていきました
ネットの仕事を始めた頃は、当然ですが何も分かりませんでした。
集客も、販売も、文章も、仕組みも、全部手探りです。
でも、私はそこで初めて思いました。
もしかしたら自分は、こういう働き方なら生きていけるかもしれない、と。
家で仕事が出来る。
人に合わせすぎなくても、自分の考えで進められる。
工夫したことが、数字や反応として返ってくる。
それが自分には面白かったんです。
もちろん、最初から順調だったわけではありません。
むしろ、かなり遠回りしたと思います。
でも、その遠回りの中で、少しずつ「自分はこうやって生きていくんだろうな」という感覚が育っていきました。
独自アフィリエイトに出会って、大きく流れが変わりました
当時、私は既存の枠に乗るだけのやり方に、どこか物足りなさを感じていました。
もっと自分の考えで動ける仕組みはないのか。
もっと自由に出来るやり方はないのか。
そんなことをずっと考えていました。
その中で出会ったのが、独自のアフィリエイトシステムでした。
今でこそ、いろいろな仕組みがありますが、当時の日本ではまだ珍しかったと思います。
私はそこに可能性を感じて、覚悟を決めて導入しました。
当然、簡単ではありません。
分からないことだらけで、何度もつまずきました。
でも、そういうものほど、私は逆に燃えるところがありました。
結果として、それが大きな流れになり、アフィリエイターは8000名以上になり、2010年には5000万円規模の売上を作ることができました。
数字だけ見れば、かなりうまくいっていたと思います。
でも、その頃の私は、まだ本当の意味では幸せではありませんでした。
稼いだのに、幸せではありませんでした
売上が伸びていくと、人は「成功ですね」と言います。
でも、自分の中では、そこまで単純ではありませんでした。
たしかに稼げました。
この10年で合計2億円強は動いています。
でも、じゃあその分だけ心が豊かになったかというと、そんなことはなかったです。
むしろ、売上が伸びれば伸びるほど、心のどこかが荒れていった時期もありました。
焦りもありました。
見栄もあったと思います。
お金を追いかければ人生がうまくいくような錯覚も、正直ありました。
でも、人生はそんなに単純じゃありませんでした。
家族のことでは、かなり苦しみました
仕事が大きくなるにつれて、家族にもしわ寄せがいきました。
自分では頑張っているつもりでも、その頑張りが、大切な人を苦しめていた部分もあったと思います。
取り返しのつかない出来事もありました。
私は長い間、自分を責めました。
本当に、かなり責めました。
あの頃は、自分の中で何かが壊れていたように思います。
外から見れば稼いでいる人だったのかもしれません。
でも中身は、全然そんな立派なものではありませんでした。
売上はあっても、心はボロボロ。
そういう時期が続きました。
別居婚という形で、ようやく少し呼吸が出来るようになりました
夫婦関係も、長い年月の中で大きく変わっていきました。
一緒にいるとぶつかる。
でも完全に終わりとも言い切れない。
そういう、何とも言えない時期が長く続きました。
そして最終的に、私たちは距離を取ることを選びました。
それが、いわゆる別居婚という形でした。
不思議なもので、離れて暮らすようになってからのほうが、少しずつ優しさが戻ってきたところもありました。
毎日一緒にいると見えなくなるものが、離れることで見えてくる。
そんなこともあるんだなと思いました。
最低限の生活費と養育費を払いながら、自分は自分で静かに暮らす。
派手さはないけれど、ようやく長い厄年が終わったような感覚がありました。
その後、離婚しました
別居婚という形でしばらくやってきましたが、その後、夫婦としての関係には一区切りをつけ、離婚しました。
離婚という言葉だけ見ると、暗いものに感じるかもしれません。
でも自分の中では、ただ壊れたというより、ようやく一つの形が定まった、という感覚のほうが近いです。
もちろん、そこに至るまでには、いろんな気持ちがありました。
怒りもあれば、悲しみもありました。
「なんでこうなったんだろう」と思うことも、何度もありました。
でも、きれいごとだけでは済まないのが人生です。
そういうことも全部ひっくるめて、自分の人生だったんだと思っています。
2026年現在、人生はまた別のかたちで揺れています
2026年の今、私のそばには、かつて弟子として出会った人が、人生のパートナーとしていてくれます。
当時はツイッターで知り合いました。
最初はそんなふうになるなんて、まったく思っていませんでした。
でも、話しているうちに、少しずつ打ち解けていきました。
人生は本当に不思議です。
どこで、誰と、どういうご縁になるのか分からないものだと思います。
ただ、穏やかなことばかりではありません。
今、その彼女は、もやもや病という難病を発症しています。
正直に言えば、不安はあります。
これからのことを考えると、心が揺れる日もあります。
でも、こういうことが起きたからこそ、以前の自分では見えなかったものが、今は見えるようになりました。
一緒にごはんを食べられること。
普通に会話ができること。
今日も生きてくれていること。
そういうことの重みが、昔とはまったく違って感じられます。
若い頃の自分は、もっと雑でした。
お金があれば何とかなると思っていたところもありました。
でも今は分かります。
お金は大事です。
けれど、それだけでは人は救われません。
大切な人を大切にしながら、現実も回していく。
今の自分は、その両方を考えながら生きています。
結局、最後に残ったのは文章の力でした
これまで、かなり自己投資をしてきました。
商材、講座、メンター、いろいろです。
1000万円以上は使ってきたと思います。
その中で、何が一番今も役に立っているのか。
何が一番、自分の人生を支えてくれているのか。
それを考えると、やっぱり文章です。
コピーライティングです。
文章は、時代が変わっても残ります。
媒体が変わっても使えます。
SNSが変わろうが、動画が増えようが、最後は言葉なんです。
私は、文章によって何度も助けられてきました。
レターを書いたことが、長く収入につながったこともあります。
仕組み化したメールが、放っておいても売上を運んできてくれたこともあります。
だから、コピーライティングは、ただ売る技術ではないと思っています。
人生を立て直す力でもあり、自分を表現する力でもあり、静かに生きる力でもある。
私は本気でそう思っています。
この世界を長く見てきたからこそ、思うことがあります
ネットの世界には、昔から、強い言葉で人を動かす人がいます。
不安をあおって、焦らせて、買わせる。
「簡単に」「誰でも」「すぐに」と言って、期待をふくらませる。
昔の自分にも、熱に引っ張られていた部分はあったと思います。
だからこそ、今はそこから少し離れた場所にいたいんです。
人をあおって動かすより、
その人が自分の頭で考えられるようになること。
一時的にテンションを上げるより、
静かでも長く続く力を持てるようになること。
私は、そっちのほうに価値を感じています。
自分の力で収入を生み出せる人を増やしたい
私は、お金持ちを増やしたいというより、
自分の力で収入を生み出せる人を増やしたいと思っています。
派手じゃなくていい。
にぎやかじゃなくていい。
誰かみたいにならなくてもいい。
でも、自分の言葉で、
自分の経験で、
自分の感覚で、
少しずつ収入を作っていけるようになる。
それが出来ると、人はかなり落ち着きます。
世の中がどう動こうが、全部を他人任せにしなくてよくなるからです。
私は、そういう力を持つ人を増やしたいです。
これからは、村本静観として
ここまで読んでもらえたなら、たぶん分かると思いますが、
私の人生は、きれいに整理された成功物語ではありません。
かなり遠回りもしました。
失敗もしました。
人を傷つけたこともあったと思います。
自分で自分を追い込んだ時期もありました。
でも、だからこそ今は、昔よりも少し静かです。
静かに見る。
静かに考える。
静かに積み上げる。
そのほうが、自分には合っています。
これからは「村本静観」として、
派手な成功を追いかけるというより、
ひとりで生きる人、静かに働きたい人、自分の言葉で人生を立て直したい人に向けて、発信していきます。
大きな声ではなくても、届く言葉はあります。
華やかでなくても、続く仕事は作れます。
人付き合いが得意じゃなくても、自分なりに生きていく道はあります。
私は、そのことを、自分の人生を通して学んできました。
だからもし今、
少し疲れているなら。
無理に誰かみたいになろうとして苦しいなら。
もう少し静かに、自分らしく生きたいと思っているなら。
これから届けていくものが、何か一つでも役に立てばうれしいです。
追伸
自分自身、身近な人、関わっている人、これから関わることになる人。
本当は、それらすべてを幸せに出来る自分になれたら一番いいと思っています。
そんなことが本当に出来るのかはわかりません。
でも、自分はどこかで、そういう道はあるような気がしています。
元奥さんのこともそうです。
自分がなぜ社会向きではなく、起業家になるしかなかったのかということもそうです。
親友が投資詐欺や情報商材で騙されたときに、なぜ自分のところに気持ちを持ってきたのかということもそうです。
貧しい家に育ったことも含めて、過去のことを振り返るたびに、魂の目的のようなものがあるのではないかと感じることがあります。
自分は、あまり賢い人間ではありません。
でも本気で、世界中とまではいかなくても、せめて身近な人くらいは、お金に困りすぎないで生きられるようになってほしいと思っています。
直接お金を配ることは出来ません。
でも、自分が作るコンテンツで、心が少し軽くなったり、もう一度動こうと思えたり、そういうきっかけは作れるかもしれない。
だから自分は、今もこうして考え、書いています。

どうも、村本静観です。本名は村本直と言います。