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「買ってください」が苦手な人のための、やさしい導線3ステップ

こんにちは。静観です。

noteやブログを書いていると、いつかは自分の商品を案内する場面が出てきます。

有料noteを出す。
無料レポートを案内する。
メルマガで商品を紹介する。
自分で作った教材やサービスを販売する。

やることだけ見れば、とてもシンプルです。

「こちらです」
「必要な方は読んでみてください」
「興味がある方はこちらからどうぞ」

ただ、それを実際に書こうとすると、急に手が止まることってありませんか?

売りたい気持ちはある。
商品にも、それなりに思いがある。
自分が時間をかけて作ったものだから、必要な人にはちゃんと届けたい。

でも同時に、

「売り込みっぽく見られたら嫌だな」
「お金のためだけに発信していると思われたくないな」
「必要ない人にまで買わせてしまったらどうしよう」

こういう気持ちも出てくるんですよね。

特に、発信を長く続けたい人ほど、この違和感は無視しないほうがいいと思っています。

なぜなら、売り込みのたびに心が削られていくと、発信そのものがしんどくなってしまうからです。

「買ってください」が苦手なのは、販売力がないからではなく、人の気持ちを無視して売りたくないからかもしれません。

だからこそ、僕は思うんです。

売るのが苦手な人ほど、売り方を強くするより、先にやさしい導線を作ったほうがいい。

今回は、「買ってください」が苦手な人のために、必要な人だけが自然に進める導線の作り方を3ステップで書いていきます。

売るのが苦手なのは、販売が下手だからではない

まず最初に、ここを整理しておきたいんです。

売るのが苦手な人は、自分のことを「販売が下手なんだ」と思いがちです。

もちろん、販売ページの書き方や、商品案内の見せ方には技術があります。タイトル、導入文、価格の見せ方、購入後のイメージ、申し込みボタンの位置など、整えたほうがいい部分はたくさんあります。

でも、それ以前に多くの人が止まってしまうのは、技術の問題だけではないと思うんですね。

もっと根っこの部分で、

人を急かしてまで売りたくない。
信頼を壊してまで買ってほしくない。
売ったあとに嫌な気持ちになってほしくない。

そういう感覚があるから、手が止まる。

これは、弱さではないと思います。

むしろ、読者との距離感をちゃんと見ている証拠です。

ただ、ここで難しいのは、売らなければ商品は届かないということです。

どれだけ良い商品を作っても、どこにも案内しなければ、必要な人に見つけてもらえません。

有料noteも、教材も、サービスも、無料レポートも同じです。

作っただけでは届かない。
でも、強く売り込むのは苦しい。

この間で悩んでいる人は、かなり多いと思うんです。

だから僕は、売ることをこう考え直したほうがいいと思っています。

売るとは、無理に振り向かせることではなく、必要な人が迷わず進める道を置いておくこと。

この考え方に変えるだけで、かなり気持ちは楽になります。

「買ってください」と強く押すのではなく、読者が自分のペースで進めるように、あらかじめ道を作っておく。

それが、やさしい導線です。

僕も、売り込みのプレッシャーは毎回ありました

僕自身も、売り込みが得意かと言われると、正直そうでもありません。

もちろん、マーケティングの必要性はわかっています。
ステップメールも、販売ページも、商品案内も、限定案内も、効果があることは知っています。

実際に、いろいろ使ってきました。

でも、売り込みの時は毎回プレッシャーがありました。

なぜかというと、やっぱり生活がかかっているからです。

商品を出す。
メルマガで案内する。
販売ページを公開する。
でも、売れるかどうかは出してみないとわからない。

この「出してみないとわからない」という状態が、けっこう苦しいんですよね。

自分が一生懸命作ったものほど、反応がなかった時の痛みも大きいです。

だから昔は、売り込みのメールを最終日まで先に全部書いて、予約投稿しておくこともありました。

その場その場で毎回売ろうとすると、気持ちが重くなる。
でも、先に流れを作っておけば、あとは自動で届いていく。

そうすると、自分の感情と販売を少し切り離せるんです。

不思議なもので、自分が必死に売り込もうとしている時より、先に導線を作って少し放置している時のほうが、逆に売れていたりすることもありました。

これは、手を抜くという意味ではありません。

むしろ逆です。

先にちゃんと流れを作っておくから、毎回その場の感情で無理に売らなくてもいいんです。

毎回気合いで売るより、先に導線を整えておいたほうが、売る側の心も守られます。

これが、僕が「やさしい導線」を大切にしている理由です。

やさしい導線とは、読者を追い込まない流れのこと

では、やさしい導線とは何か。

簡単に言うと、読者が少しずつ理解しながら進める流れのことです。

いきなり商品ページを見せて、

「買ってください」
「今すぐ申し込んでください」
「この機会を逃さないでください」

と迫るのではなく、その前に読者が安心して判断できる材料を用意しておく。

たとえば、noteならこうです。

普通の記事を読む。
プロフィールを見る。
関連する記事を読む。
有料noteの存在を知る。
必要だと思った人だけ手に取る。

ブログやメルマガなら、こういう流れもあります。

ブログ記事を読む。
無料レポートを受け取る。
メルマガで考え方に触れる。
フロント商品を知る。
必要だと思った人だけ購入する。

この流れがあると、読者はいきなり売り込まれた感じがしにくくなります。

なぜなら、先に考え方に触れているからです。

「この人は、こういう考えで発信しているんだな」
「自分と近い部分があるな」
「このテーマについて、もう少し深く知りたいな」

そう思った先に商品がある。

この順番が大事なんです。

商品が悪いわけではありません。
売ることが悪いわけでもありません。

ただ、順番を間違えると、読者は身構えます。

まだ信頼ができていない段階で商品だけ見せられると、「売られた」と感じやすいんですよね。

でも、先に記事があり、プロフィールがあり、考え方があり、その延長に商品があると、受け取られ方が変わります。

導線は、人を追い込むためのものではなく、必要な人が迷わず進むための道です。

この前提を持っておくだけで、販売の見え方はかなり変わると思います。

Step1:まずは無料の記事で、考え方に触れてもらう

最初のステップは、無料の記事です。

ここでいきなり商品を売ろうとしなくて大丈夫です。

むしろ、最初の記事の役割は「買ってもらうこと」よりも、「この人の考え方は合うかもしれない」と思ってもらうことです。

たとえば、有料noteを売りたいなら、その有料noteに関係するテーマで無料記事を書きます。

文章の書き方を教える有料noteなら、無料記事では「なぜ文章が読まれないのか」「AIっぽい文章がなぜ伝わりにくいのか」「自分の言葉で書くとは何か」といったテーマを書けます。

導線づくりの商品を売りたいなら、無料記事では「なぜ読まれて終わるのか」「なぜ商品案内で手が止まるのか」「売り込みが苦手な人ほど導線が必要な理由」を書けます。

つまり、無料記事は商品の手前にある悩みを扱う場所です。

ここで大事なのは、ノウハウを出し惜しみしすぎないことです。

無料記事だからといって、薄い内容にすると信頼は生まれません。

読者は、無料記事を読んだ時点で判断しています。

「この人の記事は、読む価値があるか」
「この人の商品は、自分に合いそうか」
「この人からもう少し学びたいか」

だから、無料記事ではちゃんと考え方を出したほうがいいです。

全部を出す必要はありません。

でも、読んだ人が「なるほど」と思えるところまでは書く。

これが、やさしい導線の入り口になります。

Step2:プロフィールや代表記事で、信頼を深めてもらう

次のステップは、プロフィールや代表記事です。

noteでもブログでも、記事を1本読んだだけでは、その人の全体像まではわかりません。

だからこそ、プロフィールや代表記事が大事になります。

特に、売り込みが苦手な人ほど、プロフィールを軽く見ないほうがいいです。

プロフィールは、ただの自己紹介ではありません。

読者にとっては、

「この人は何を大切にしているのか」
「なぜこのテーマを発信しているのか」
「自分に合う人なのか」
「商品を買っても大丈夫そうか」

を確認する場所です。

ここが整っていると、商品への導線がかなり自然になります。

逆に、プロフィールが薄いまま商品だけ置いてあると、読者は不安になります。

どんな人なのかわからない。
何を大切にしているのかわからない。
なぜその商品を出しているのかわからない。

この状態で有料noteや商品を見せても、なかなか進みにくいんですよね。

だから、無料記事からプロフィールに誘導するのは、とても自然な流れです。

「もっと深く知りたい方は、プロフィールも読んでみてください」

このくらいの案内でもいいと思います。

強く売らなくても、読者が自分で確認できる場所を置いておく。

これも、やさしい導線です。

Step3:必要だと思った人だけ、商品に進めるようにする

最後のステップが、商品への案内です。

ここで大切なのは、「全員に買わせよう」としないことです。

もちろん、販売する以上は売上も大切です。

生活もありますし、作った商品を必要な人に届けることも大切です。

でも、全員に買わせようとすると、言葉が強くなりすぎます。

「今すぐ買わないと損です」
「行動できない人は変われません」
「この機会を逃したら終わりです」

こういう言葉が必要な場面もあるのかもしれません。

でも、静かに発信したい人にとっては、そこに違和感が出やすいと思います。

だから、商品案内ではこういう考え方が合います。

必要な人だけ、手に取ってください。
今の自分に合うと思った方だけ、進んでください。
無理に買う必要はありませんが、必要ならここに置いてあります。

この温度感です。

ただし、ここで勘違いしてはいけないのは、「やさしい案内」と「弱い案内」は違うということです。

やさしい導線だからといって、商品リンクをわかりにくくする必要はありません。

必要な人が迷わず進めるように、商品へのリンクはきちんと置く。

何が得られるのかも、ちゃんと書く。

どんな人に向いているのかも、はっきり書く。

そのうえで、無理に煽らない。

これが大切です。

やさしい導線とは、売らないことではありません。必要な人が安心して判断できるように整えることです。

売り込まなくても売れていくと、発信はもっと楽になる

やさしい導線を作ると、何が変わるのか。

一番大きいのは、毎回「買ってください」と言わなくても、必要な人が自分から商品に近づいてくれるようになることです。

普通の記事を読む。プロフィールを見る。考え方に触れる。その先で、「この人の商品なら、自分に必要かもしれない」と思った人だけが、有料noteや商品に進んでくれる。

この流れができると、発信はただ読まれて終わるものではなくなります。

書いた記事が、静かに読者を連れてきてくれる。プロフィールが、自分の代わりに信頼を深めてくれる。そして商品への導線があるから、必要な人が迷わず進める。

つまり、売り込みをしていない時間にも、発信が売上につながっていくということです。

これは大きいです。

売上が入れば、生活に余白ができます。無理に嫌な仕事を増やさなくてもよくなるかもしれない。家族や大切な人に、少し良いものを食べさせてあげられるかもしれない。行きたかった場所に行けるかもしれない。

静かな場所に移って、ゆっくり暮らすこともできる。

たとえば、古民家を買って、自分のペースで暮らしてもいい。宮古島のような場所に引っ越して、海の近くで朝を迎えてもいい。

海外なら、ポルトガルのマデイラ島のような場所で、朝は海沿いを散歩して、昼はカフェで仕事をして、夕方はゆっくり街の灯りを見ながら過ごす。そんな暮らしを選べるようになるかもしれない。

逆に、バリバリの資本主義社会が好きなら、稼いだお金を好きなことに使ってもいい。

毎日好きなお店に行ってもいいし、欲しかったものを買ってもいいし、誰かにチヤホヤされるような体験を選んでもいい。

大事なのは、きれいごとではなく、売上があると人生の選択肢が増えるということです。

しかも、それが誰かを焦らせて奪ったお金ではなく、「ありがとう」と言われながら受け取るお金だったら、かなり気持ちが違うと思うんです。

売り込まなくても売れていく導線は、お金だけではなく、自由と安心と感謝を運んでくれる流れです。

だから、やさしい導線は弱い販売ではありません。

むしろ、売り込みが苦手な人が、自分のまま収入を作っていくための現実的な道なんです。

今回の記事のまとめ

今回の記事の内容をまとめると、こうなります。

  • 「買ってください」が苦手なのは、販売力がないからとは限らない
  • 読者の気持ちを無視して売りたくないから、手が止まることもある
  • 毎回気合いで売ろうとすると、売る側の心が疲れてしまう
  • だからこそ、無料記事、プロフィール、商品案内の流れを先に整えておく
  • 導線は人を追い込むものではなく、必要な人が迷わず進むための道

売ることが苦手なら、無理に強い言葉を覚えなくてもいいと思います。

もちろん、商品を案内することは大切です。
作ったものを出さなければ、必要な人にも届きません。

でも、売り方を強くする前に、まずは流れを整える。

無料の記事で考え方に触れてもらう。
プロフィールや代表記事で信頼を深めてもらう。
必要だと思った人だけ、商品に進めるようにしておく。

この流れがあるだけで、「買ってください」の重さはかなり軽くなります。

売り込みが苦手なら、まずは静かな導線を整えてみてください

もし今、発信はしているけれど、商品案内になると手が止まってしまうなら。

売ることが苦手だからといって、自分を責めなくていいと思います。

たぶん、それは人の気持ちを無視して売りたくないだけです。

だったら、その感覚を捨てるのではなく、その感覚に合う導線を作っていけばいい。

強く売るのではなく、必要な人が自然に進める流れを作る。

そのほうが、静かに発信したい人には合っていると思います。

僕は、そういう考え方で、ひとりで静かに収入の流れを整えるための無料レポートも用意しています。

売り込みが苦手でも、発信を収入につなげる流れを作っていきたい方は、よかったら以下の『ひとりで静かに収入の流れを整える』も読んでみてください。