どうも、永山です。
今回は、椎野さんの例です。
太ったことに不満になった
私は現在32歳の男性ですが、2歳年下の妻がおります。
結婚して今年で5年目で、子供はおりません。
出会った頃はあんなに可愛かった妻が、ほんの数年後にはこんな風になってしまうなんて…
そんな私の愛妻の「ダメ嫁エピソード」をご紹介します。
夫である私が言うのもなんですが、出会った頃の妻はとてもスタイルが良くキレイな女性でした。
一緒に歩いていると、通り過ぎる人たちの目線が妻に向けられているのが分かり、なんだか旦那として誇らしかったのを覚えています。
付き合ってすぐに私たちは同棲をはじめました。
保育士という激務を毎日こなしながら一人暮らしをして自立している妻の事を、私は本当に尊敬していましたし、また同時に助けてあげたいと思う気持ちが強くなっていきました。
そして同棲を始めて一年が過ぎた頃、私からプロポーズをすると二つ返事でOKとの事。
晴れて私たちは夫婦となり、幸せな結婚生活がスタートしたのです。
私は結婚する時、妻に対してこう約束しました。
「生活は俺が守る。君は仕事を辞めてもいいから、一生俺のそばにいてくれ。特別な事は何もしなくていい。俺はそれだけで幸せだから」
素晴らしいプロポーズの言葉だと思いませんか?
しかし、今考えるとこの言葉がまずかった。
結婚して一年くらい経った頃、妻は私の言葉通りに仕事を辞めました。
そして、私の言葉を忠実に守って、本当に何もしなくなりました。
一日中家にいて、テレビを観るか食事をするかお酒を飲むか、あるいは寝るか。
何ヶ月もその繰り返し…結婚して2年ほど経ったころには妻はすっかり太ってしまい、綺麗だった頃の妻は一体どこに行ってしまったのだろうか?というくらい、容姿の変貌を遂げていました。
面白いもので容姿や体型が変わると、人間って性格まで変わってしまうものなんですね。
昔は活発で明るい女性だったはずの妻が、すっかりダメ人間になってしまい、出不精になり、人付き合いの悪い女性に変わってしまったんです。
妻がそんな風になってしまったせいなのか、あるいはマンネリのせいなのか、私達夫婦はすっかり会話のない夫婦になっていきました。
夫婦のコミュニケーションがなくなると、今度は妻に対して不満ばかりが噴出してきます。
「どうして俺ばかりが仕事をしなければならないんだ」
「俺は妻の為のATMじゃないんだぞ」
そんな風に家庭でイライラを溜め込んで、仕事ではストレスを溜め込んで、俺は何をやってるんだろうと。
家庭で虐げられている、世間のパパ達の気持ちがほんの少しだけわかったような気がしました。
キャバクラに通う事で嫁の意識を変えた
そんなすっかりダメ嫁に成り代わってしまった私の妻ですが、ある出来事をきっかけに少し変わったような気がします。
おそらく私が妻に対してとった対処方法の効果があったのかもしれません。
その対処方法というのは、私がキャバクラに通う事です。
といっても、わざとそういう対処法を取った訳ではありません。
実際には、仕事の接待という形でキャバクラに通う事が多くなっただけなのですが、それが意外にも妻を変えました。
ある日家に帰ると、テーブルの上にキャバクラの名刺が置いてあって、妻が泣いていたんです。
どうやら妻は私が自分の意思でキャバクラに通ったいると思ったらしく、その事がとてもショックだったようです。
私に対してあんなに無関心だった妻が、私の女性関係の事で泣いている。
ろくに会話もない夫婦関係だったのにと、不思議でなりませんでした。
もちろんすぐに事情を説明して誤解はとけましたし、その事でわだかまりが残る事はありませんでした。
しかし、その頃を境に妻は少しずつ変わったような気がします。
今までだったら家ではノーメイクにスウェット姿でゴロンと横になり、ダラダラとテレビを観ていた妻だったのですが、服装や髪型に気を使うようになったし、月に一度くらい美容院に通うようになりました。
心なしか痩せたような気もするし、女らしさを取り戻したような気もします。
今になって思えばですが、妻はダメ嫁になったのではなく、私に安心しきっていただけだったのかもしれません。
私があまりにも安全な男だったために、妻は魅力的な女である必要がなくなっていたのではないでしょうか。
やはり、夫婦とはいえ所詮は男と女です。
お互いに刺激を与え合わなければ、男女の関係はマンネリ化してしまうものなのかもしれません。
そういう意味では妻もダメ嫁でしたが、私もかなりのダメ夫でした。
最近では少しずつですが夫婦の会話も増えてきて、休みの日なんかは一緒に出かけたりしています。
以前よりも家に帰るのが気楽になったし、そろそろ子供でも出来たら幸せだろうな、なんて思ったりもします。
私がダメ嫁に対して取った対処法は必ずしも正しいものではなかったかもしれません。
むしろ、普通の夫婦だったらキャバクラ通いが原因で、夫婦仲が悪くなってしまう可能性もありますよね。
ですから決してこのような解決方法は真似してほしくないと思います。
でも間違いなく言えるのは、妻がダメ嫁になってしまったのなら、その原因は少なからず旦那にもあるんだという事。
夫婦というのは色々な事がありますが、結局は2人で乗り越えていかないといけないんですよね。
その事に早い段階で気づけただけでも、私は幸せだったと思っています。
これから今まで以上に辛いことも起こるかもしれませんが、これまで以上に妻を愛せるようになれれば良いなと思っています。
まとめ
椎野さん思い切ったことをしましたね。でも、その思い切りが嫁さんの意識改革につながったことは間違いがありません。これから元の嫁さんに戻るかどうかわかりませんが、椎野さんの事を愛しているからこそ、きれいになろうと思ったんだと思います。
その気持ちを尊重してアクセサリーなどをプレゼントして、どんどんきれいになってもらってください。
Originally posted on 2017年6月1日 @ 11:01 AM