こんにちは。静観です。
今回は、本を読むことの癒しについて書いてみます。
本というと、どうしても「勉強するもの」とか「知識を増やすもの」と思われがちです。もちろん、それもあります。でも最近あらためて思うのは、本は、心を静かに戻してくれる道具でもあるということです。
特に朝の時間に、何を自分の中へ入れるか。
ここで、その日1日の心の状態はかなり変わります。
朝起きて、すぐにSNSを開いていませんか?
僕も以前はそうでした。何気なくTikTokを見る。Twitterを見る。YouTubeを見る。LINEを開く。最初は少しだけのつもりなのに、気づいたら1時間くらい経っていることがありました。
しかも、その1時間で心が整うならまだいいんです。でも実際には、政治の話、討論、陰謀論、暴力的なニュース、不安をあおる投稿などが自然に目に入ってくるんですよね。
自分から探しに行ったつもりはなくても、勝手に流れてくる。そして、朝から心が少し重くなる。
そういうことが、僕にはありました。
朝いちばんに何を見て、何を聞いて、何を読んでいるか。
それは、自分で思っている以上に、その日の心をつくっているのだと思います。
朝いちばんに何を見るかで、心の向きが変わる
朝の心って、まだ柔らかいと思うんです。
起きたばかりの時間は、昨日までの疲れも少し残っていますし、まだ現実に完全に戻りきっていない感じがあります。その状態で、いきなり不安な情報や強い言葉を浴びると、けっこう影響を受けます。
気づかないうちに、心がザワザワする。なんとなく焦る。なんとなく腹が立つ。なんとなく世界が悪い方向に向かっているような気がする。
そういう状態のまま1日を始めると、発信する言葉にも、仕事の集中にも、少し影響が出るんですよね。
だから僕は、朝に入れる情報を少し変えました。
具体的には、こんな感じです。
- 起きてすぐにSNSを開かない
- ローファイヒップホップを小さく流す
- コーヒーを飲む
- Kindleで本を読む
- ガジュマルに水をやる
- 2階のテラスで外の空気を感じる
- 愛猫のしーちゃんや、大切な人と穏やかに過ごす
これだけ見ると、特別なことは何もしていません。
でも、この小さな流れを毎日の儀式のようにしていると、心の状態がかなり変わります。
僕にとって朝の時間は、小さな瞑想のようなもの
僕の場合、朝の読書は、ただ本を読むだけの時間ではありません。
ローファイヒップホップを小さく流す。コーヒーを飲む。ガジュマルに水をやる。2階のテラスに出て、外の空気を少し感じる。
そして、愛猫のしーちゃんが近くにいて、体調に不安を抱えている彼女とも、できるだけ穏やかに過ごす。
こういう時間を、毎日の小さな儀式のようにしています。
もちろん、何時間も瞑想しているわけではありません。特別な道具を使っているわけでもありません。誰かに見せるために、丁寧な暮らしをしているつもりもないです。
ただ、朝に一度、自分の心を静かな場所へ戻している感じなんです。
朝いちばんに、自分の心をどこへ置くか。
それだけで、その日1日の感じ方は変わるのだと思います。
SNSを開けば、すぐに外側の世界へ引っ張られます。
誰かの怒り。誰かの不安。誰かの成功。誰かの正しさ。そういうものが一気に入ってきます。
でも、ローファイヒップホップを流しながら、コーヒーを飲んで、本を開く。ガジュマルの葉を見て、外の空気を感じて、しーちゃんが近くにいる。
それだけで、自分の内側に戻ってこられる感じがあります。
僕は、この時間に少しだけ本を読みます。
たくさん読まなくてもいいです。1章読めたら十分ですし、1ページだけでもいい。なんなら、今の自分に引っかかる一文があれば、それだけでも十分だと思っています。
大事なのは、たくさん読むことではなく、朝いちばんに自分の心を荒らさないことです。
本は、静かな場所でプロと1対1で話せる道具
本の良いところは、うるさくないところです。
動画のように音が強く入ってくるわけではありません。ショート動画のように、次から次へと刺激が切り替わるわけでもありません。
文字を、自分の速度で読める。
疲れていたら、ゆっくり読めばいい。気になるところは戻ればいい。今の自分に必要ないところは、少し飛ばしてもいい。
この自由さが、すごくいいんですよね。
そして、本を書いている人は、多くの場合、その分野で何かしらの経験を積んできた人です。
- 経営の本なら、経営で悩み、考え、乗り越えてきた人
- 心の本なら、自分自身や人の心と向き合ってきた人
- お金の本なら、お金について失敗したり、学んだり、実践してきた人
- 発信の本なら、言葉を届けることに向き合ってきた人
もちろん、すべての本が素晴らしいとは言いません。
でも、本にはその人の経験や知恵が、かなり静かな形で詰まっています。そう考えると、本を読むというのは、かなり贅沢なことなんですよね。
数百円、千円、二千円くらいで、その道のプロの話を、1対1で聞けるようなものです。
しかも、こちらのタイミングで読めます。
疲れている日は少しだけ読めばいい。深く入りたい日はじっくり読めばいい。今の自分に必要ないところは飛ばしてもいい。
これって、冷静に考えるとすごいことだと思うんです。
SNSは刺激が強い。本は心に余白をくれる
SNSやショート動画が悪いという話ではありません。
僕も見ます。面白いですし、情報も早いですし、参考になることもあります。ただ、朝いちばんに見るには、少し刺激が強すぎることがあります。
特に、まだ心が整っていない時間帯に見ると、外側の情報に引っ張られやすいんですよね。
たとえば、朝からこういうものが一気に入ってきます。
- 誰かの怒り
- 誰かの成功
- 誰かの不安
- 誰かの正しさ
- 政治や事件の強い話題
- 比較してしまうような発信
こういうものを見ていると、自分の心の中心が少しずれてしまうんです。
本は、その逆です。
ページを開くと、そこには一つの世界があります。急かされません。通知も来ません。誰かの怒りが突然割り込んでくることもありません。
静かに読んでいるうちに、自分の内側に余白が戻ってくる感じがあります。
僕は、ここが本の癒しだと思っています。
引き寄せの意味でも、朝の情報は大事だと思う
引き寄せの法則の視点で見ても、朝に何を入れるかは大事だと思っています。
引き寄せというと、特別なことをしなければいけないように思われるかもしれません。でも僕は、もっと日常的なものだと思っています。
朝から不安な情報を浴びる。誰かの怒りに触れる。世界は悪くなっているという言葉ばかりを見る。そうすると、どうしても自分の内側の状態もそちらに引っ張られます。
逆に、朝に静かな本を読む。落ち着いた音楽を流す。コーヒーを飲む。植物に水をやる。外の空気を感じる。愛猫や大切な人と、できるだけ穏やかに過ごす。
それだけでも、自分の周波数というか、心の向きは少し変わります。
大きな願望実現の前に、まず朝いちばんの自分を荒らさない。
これも、引き寄せの土台になるのではないかと思っています。
自分の心が荒れている状態で、「良い未来を引き寄せよう」としても、なかなか難しいんですよね。
だからこそ、僕は朝の時間を大事にしています。
ローファイヒップホップ。コーヒー。本。ガジュマル。外の空気。しーちゃん。大切な人との穏やかな時間。
こういう小さなものに囲まれて、1日に1回でも自分の心を戻す時間をつくる。
それだけで、発信する言葉も、仕事の向き合い方も、人との接し方も、少しやわらかくなると思うんです。
本を読むと、発信の言葉も静かになる
これは、ひとり起業や情報発信をしている人にも関係があります。
朝からSNSばかり見ていると、どうしても言葉が外側に引っ張られます。
強い言葉。速い言葉。反応を取るための言葉。誰かに勝とうとする言葉。そういうものに触れ続けると、自分の発信も少し荒くなりやすいんです。
でも、本を読むと、言葉の速度が落ちます。考える時間ができます。
自分の中に、こういう問いが戻ってくるんですよね。
- 本当は、自分はどう思っているんだろう
- 自分なら、どう伝えるだろう
- 今の読者に必要な言葉は何だろう
- 強く言わなくても、届く言葉はないだろうか
この余白が、発信には大事だと思っています。
特に、静かに信頼を積み上げていきたい人は、朝から刺激の強い情報ばかり浴びないほうがいいです。
自分の言葉を守るためにも、朝のインプットは少し選んだほうがいい。
僕はそう感じています。
成功話も、本だと静かに受け取れる
最近読んでいた本の中にも、印象に残る話がありました。
2年もかけて講座を作ったのに、最初は数千円で出してもなかなか売れなかった人の話です。でも、その人はある出会いをきっかけに、「高額でも、ちゃんと価値を感じてお金を払ってくれる人はいる」という視点を得たそうです。
こういう話って、動画で聞くと少し強く感じることもあります。
でも、本で読むと、不思議と静かに入ってくるんですよね。
「ああ、そういう見方もあるのか」
「自分も、少し考え方を変えてみようかな」
そんなふうに、自分の中で受け取れる。
この静かさが好きなんです。
本には、無限に近いくらいの人生の話があります。
- 成功した話
- 失敗した話
- 遠回りした話
- 悩んだ話
- そこから抜け出した話
それを、自分の部屋で、コーヒーを飲みながら読める。
これだけでも、かなりありがたいことだと思います。
まずは朝の5分だけ、本に戻ってみる
もし今、朝起きてすぐSNSを見て、なんとなく心が疲れているなら、いきなり全部やめなくてもいいです。
まずは、朝の5分だけ本を開いてみてください。
紙の本でもいいです。Kindleでもいいです。読み放題に入っている本でもいいです。昔買ったまま読んでいなかった本でもいいと思います。
大事なのは、朝いちばんに外側の騒がしさへ飛び込まないことです。
SNSを見る前に、まず自分の心を整える。誰かの怒りや不安を見る前に、静かな言葉を少しだけ入れる。
それだけでも、1日の始まり方は変わります。
本は、知識を増やすためだけのものではありません。心を静かに戻すための場所でもあります。
朝の時間に、ほんの少しでも本を読む。
そこから、発信の言葉も、仕事の集中も、自分の心の向きも、少しずつ変わっていくと思います。
では、今日もありがとうございました。
感謝。













