こんにちは。静観です。
資本主義という言葉を聞くと、少し大きな話に感じるかもしれません。
でも、私たちは毎日その中で暮らしています。家に住むにも、食べるにも、移動するにも、学ぶにも、誰かに何かを届けるにも、ほとんどの場面でお金が関係しています。
だからこそ、資本主義をただ嫌うのではなく、まずはその中で自分の足場を作ることが大切だと思っています。
私の中では、資本主義にも「守破離」のような流れがあると感じています。
まずはお金を恨まず、ちゃんと稼ぐ。
次に、仕事を少しずつ楽しめる形に変えていく。
そして最後は、合わない場所から静かに降りていく。
この流れを持っておくと、お金や仕事に振り回されすぎず、自分の人生を少しずつ整えやすくなります。
まずは、お金を恨まないところから始める
資本主義の中で生きている以上、お金をずっと嫌ったまま暮らすのは、なかなか苦しいものです。
お金がすべてではありません。
でも、お金があることで避けられる不安があります。お金があることで選べる自由があります。お金があることで、人にやさしくできる余裕が生まれることもあります。
だから、最初に大事なのは、お金を恨まないことだと思っています。
「お金なんて汚いものだ」
「稼ぐ人はいやらしい」
「お金の話をするのは良くない」
そう思いながら、お金に困らない流れを作るのは難しいです。
まずは、お金を敵にしない。
お金を、生活を整えるための道具として見る。
そして、自分や大切な人を守るための流れとして見る。
このくらいの感覚でいいのではないかと思います。
商売は、難しく考えすぎなくていい
稼ぐ方法は、本当にたくさんあります。
物販、アフィリエイト、コンテンツ販売、オンライン講座、会員サイト、代理店、OEM、サービス提供など、方法だけを見ればいくらでもあります。
ただ、どの方法を選んでも、商売の基本はそこまで複雑ではありません。
大きく言えば、必要なのはこの2つです。
- 売るものがあること
- それを売る人に魅力があること
ここを外してしまうと、どれだけ難しいマーケティングを学んでも、どこか苦しくなります。
売るものがある。
そして、その人から買いたいと思ってもらえる。
これが商売の土台です。
「あんたが販売しているから買うよ」
そう言ってもらえる関係が生まれると、商売はかなり楽になります。
これは、無理に有名人になるという意味ではありません。派手に目立つ必要もありません。
毎日、楽しそうにやっている。
自分の言葉で発信している。
扱っているものを、自分でも大事にしている。
読んでいる人が、なんとなく安心できる。
そういう小さな信頼が積み重なっていくと、自然とお金の流れも生まれやすくなります。
抽象の世界と、現実の世界のあいだで生きる
私たちは、頭の中に理想を持っています。
こうなったらいいな。
こんな暮らしがしたいな。
こんな仕事の形になったら楽しいな。
そういう思いは、とても大切です。
でも一方で、現実には生活があります。お金、時間、体力、人間関係、税金、家族、毎日の小さな用事があります。
理想だけで走りすぎると、現実との間にズレが出ます。
現実だけを見すぎると、今度は心が乾いてしまいます。
だから大切なのは、どちらか一方に寄りすぎないことです。
理想を持ちながら、現実も見る。
現実を整えながら、理想も忘れない。
このあいだで、自分に合う生き方を探していくのだと思います。
私の感覚では、これは「そのままの自分を極めていくこと」に近いです。
無理に別人になろうとしない。
でも、今のままで固まらない。
少しずつ、自分に合う形へ整えていく。
ひとりで仕事をしていく人ほど、この感覚は大切だと思っています。
仕事を、少しずつゲームに変えていく
ある程度、お金の流れができてくると、次に大事になるのは「仕事との向き合い方」です。
最初は、仕事は仕事です。
やりたくないこともあります。面倒なこともあります。生活のためにやることもあります。
でも、ずっとそのままだと疲れてしまいます。
そこで大事になるのが、仕事を少しずつゲームのようにしていく感覚です。
どうすれば、もっと楽にできるか。
どうすれば、もっと伝わるか。
どうすれば、自分も相手も重たくならずに続けられるか。
こう考え始めると、仕事はただの作業ではなくなります。
同じ作業でも、工夫の余地が見えてきます。
同じ発信でも、言葉の置き方が変わってきます。
同じ販売でも、届け方を整える楽しさが出てきます。
私自身も、最初から好きなことだけをしていたわけではありません。
でも続けているうちに、少しずつ仕事の中に遊びが入ってきました。
どうしたらもっと楽になるか。
どうしたら、もっと自然に伝わるか。
どうしたら、売り込みすぎずに必要な人へ届くか。
そう考えているうちに、仕事が少しずつ重たいものではなくなっていきました。
10の力を全部使わなくてもいい
仕事は、いつも全力でやらなくてもいいと思っています。
10の力を全部使い切る働き方は、長く続きません。特にひとりで仕事をしている人は、自分が倒れたら止まってしまいます。
だから、6割くらいの力で回る形を作る。
残りの4割で、整える。考える。遊ぶ。休む。
これくらいの余白があった方が、結果的に長く続きます。
もちろん、集中する時期はあってもいいです。
でも、毎日ずっと追い込む必要はありません。
ひとり起業は、短距離走ではなく、長く続けるものです。
だからこそ、気合いだけに頼らず、仕組みや導線を整えていくことが大切になります。
最後は、合わない場所から静かに降りていく
守破離で言えば、最後の「離」は、まだ私にも完全にはわかりません。
ただ、ひとつ言えるのは、降りるという考え方です。
私は、雇われる働き方から降りました。
決まった時間に働く形から降りました。
合わない人間関係の中で無理をすることからも、少しずつ降りてきました。
もちろん、資本主義から完全に降りることは簡単ではありません。
生活するにはお金が必要です。
稼げば税金もあります。
社会の仕組みの中で生きていることには変わりありません。
でも、全部から降りる必要はないと思っています。
少しずつでいいのです。
たとえば、
・会社員でなければいけない、という思い込みから降りる
・毎日長時間働かないといけない、という思い込みから降りる
・派手に見せないと売れない、という思い込みから降りる
・大きく稼がないと価値がない、という思い込みから降りる
・人と比べ続けることから降りる
こういう小さな「降りる」を重ねていくと、人生は少しずつ軽くなります。
降りることは、逃げることではない
「降りる」というと、逃げるように聞こえるかもしれません。
でも、私の中では少し違います。
降りるとは、自分に合わない場所から静かに離れることです。
そして、自分に合う場所を作り直すことです。
無理に戦わない。
無理に勝とうとしない。
無理に大きく見せない。
ただ、自分が自然に続けられる形へ、少しずつ移っていく。
これが、静観としての生き方に近いのかもしれません。
資本主義の中で、お金を恨まずに稼ぐ。
仕事を少しずつ楽しめる形に変える。
そして最後は、合わない場所から静かに降りていく。
この順番で考えると、お金も仕事も人生も、少しやわらかく見えてきます。
嫌なら、降りればいい。
合わないなら、少し離れればいい。
重たいなら、持ち方を変えればいい。
そうやって、また次の形へ進んでいけばいいのだと思います。
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今回の記事では、資本主義の中でお金を恨まずに稼ぎ、仕事を少しずつ楽しめる形に変え、最後は合わない場所から静かに降りるという話をしました。
この流れは、ただの仕事論ではなく、思考や感情を整えながら、お金・仕事・現実の流れを少しずつ変えていくことにもつながっています。














