こんにちは。静観です。
コンテンツ販売をしていくうえで、大事な考え方があります。
それは、自分が作りたいものを作る前に、読者が何に困っているのかを見るということです。
商売には、大きく分けると2つの考え方があります。
ひとつは、自分が良いと思うものを作って、それを世の中に出す考え方。もうひとつは、先に人の悩みや欲求を見て、そこに合うものを作っていく考え方です。
どちらが正しいというより、ひとりでコンテンツ販売をしていくなら、後者のほうがかなり現実的です。
売れる商品は、自分の頭の中だけで作るものではありません。
読者の悩みの中から、静かに見つけていくものです。
自分が作りたいものだけでは届きにくい
自分が好きなものを作ることは、とても大事です。
情熱がないものを作っても続きませんし、自分の言葉になっていない商品は、どうしても薄くなります。
ただし、ここで気をつけたいのは、自分が作りたいものと、読者が求めているものは、必ずしも同じではないということです。
自分では「これはすごい」と思っていても、読者から見ると、
- 何に役立つのかわからない
- 自分に関係あるのかわからない
- 今すぐ読む理由が見えない
- 悩みの解決につながる感じがしない
ということがあります。
これは、商品が悪いというより、読者の悩みとつながっていないのです。
コンテンツ販売では、ここがとても大きいです。
どれだけ良い教材を作っても、読者が「これは自分のためのものだ」と感じなければ、手に取ってもらえません。
読者の悩みから商品を考える
ひとりで商売をするなら、まず見るべきなのは読者の悩みです。
何に困っているのか。何がわからないのか。どこで止まっているのか。何を知れば、一歩進めるのか。
ここを見ていくと、商品作りはかなり現実的になります。
たとえば、コンテンツ販売なら、読者はこういうところで止まります。
- 何を商品にすればいいかわからない
- 無料レポートの作り方がわからない
- メルマガとブログのつなげ方がわからない
- 販売ページの書き方がわからない
- ステップメールの流れがわからない
こういう悩みがあるなら、その悩みに答える形で商品を作ればいいわけです。
難しく考えすぎなくていいです。
読者がつまずいている場所を見て、「ここをわかりやすくしたら助かるだろうな」と思うものを作る。
それが、ひとり起業における商品作りの基本です。
商品は、立派なものを見せるために作るのではありません。
読者の止まっている場所を、少し進めるために作るものです。
DRMも読者の悩みから始まる
コンテンツ販売では、DRMという考え方が出てきます。
難しく聞こえますが、流れはとてもシンプルです。
- 読者と出会う
- メルマガなどで信頼を積み上げる
- 必要な人に商品を案内する
この流れです。
昔の言い方では、「リストを集めて、教育して、販売する」と言われることもありました。
ただ、今の私の感覚では、この言い方だけだと少し強く感じます。
本質は、人を動かすことではなく、読者の理解を助けることです。
読者が何に悩んでいるのかを知る。そこに対して、記事やメールで少しずつ考え方を届ける。そのうえで、もっと深く学びたい人に商品を案内する。
このほうが、ひとりで静かに続ける商売には合っています。
無理に売り込むのではなく、必要な人が自然に進めるように道を置いておく。
それが、静かなDRMの形だと思っています。
悩みを聞く場所を持つ
商品作りで大切なのは、悩みを聞く場所を持つことです。
ブログを書くだけでも、読者の反応は見えます。noteでも、スキやコメントから読者の関心が見えます。メルマガなら、返信をもらうことで、もっと深い悩みが見えてきます。
アンケートを取ってもいいですし、購入者さんから届く質問をメモしておくのも大事です。
読者の言葉には、商品作りのヒントがかなり入っています。
「ここがわかりません」
「何から始めたらいいですか」
「自分には何が商品になるかわかりません」
「ブログとメルマガをどうつなげればいいですか」
こういう言葉を軽く見ないほうがいいです。
そこに、次の商品や記事の種があります。
読者の悩みは、商売の材料ではありません。
ちゃんと向き合えば、次に届けるものが見えてくる入口です。
すでにある情報を、自分の中でよく噛む
コンテンツ販売は、何もないところから完全な新発明をする必要はありません。
世の中には、すでにたくさんの情報があります。書籍もありますし、ブログもあります。動画もあります。昔からあるマーケティングの型もあります。
大事なのは、それをそのまま真似することではありません。
自分で学び、自分で実践し、自分の言葉で説明できるところまで噛み砕くことです。
食べたものを、そのまま皿に戻すようなことをしてはいけません。
ちゃんと自分の中で消化して、経験を通して、読者が受け取りやすい料理にして出す。
この感覚です。
すでにある情報を学ぶことは悪いことではありません。むしろ、学ばずに思いつきだけで商品を作るほうが危ないです。
ただし、そのまま借りてくるのではなく、自分の体験、自分の言葉、自分の視点を通す。
ここを外すと、どこか薄いコンテンツになります。
自分を出しすぎない時間も必要
コンテンツ販売は、自分らしさが大事です。
でも、自分を出せば出すほど売れるかというと、そう単純でもありません。
読者の前では、読者が安心して受け取れる形になることも大切です。
家族の前の自分、友人の前の自分、仕事をしている時の自分。どれも同じ自分ですが、少しずつ役割が違います。
お客さんの前では、やはりプロとしての自分が必要です。
これは、自分を偽るという意味ではありません。
相手が受け取りやすいように、自分の出し方を整えるということです。
自我を全部ぶつけるのではなく、読者の悩みを中心に置く。自分が言いたいことだけを言うのではなく、相手が今受け取れる順番で届ける。
これができるようになると、発信も商品も落ち着いてきます。
自分らしさは大事です。
でも、読者の悩みより前に出すぎると、商品は届きにくくなります。
商品は、読者とのやり取りの中で育つ
最初から完璧な商品を作ろうとすると、なかなか動けません。
それよりも、まず記事を書く。メルマガを書く。無料レポートを作る。小さな商品を出してみる。
その中で、読者の反応を見ます。
どの記事が読まれるのか。どの言葉に反応があるのか。どんな質問が来るのか。どこで迷っている人が多いのか。
それを見ながら、商品を少しずつ育てていけばいいです。
自分の中だけで考えていると、どうしても独りよがりになります。
でも、読者の反応を見ながら作ると、少しずつ市場に近づいていきます。
大げさなマーケティング用語を使わなくても、やっていることはとてもシンプルです。
人の悩みを見て、その悩みに答えるものを作る。
これだけです。
まとめ
ひとりでコンテンツ販売をしていくなら、自分が作りたいものだけで進めるより、読者の悩みから考えたほうがうまくいきやすいです。
自分の情熱は大切です。自分の経験も大切です。自分らしい言葉も必要です。
けれども、それを読者の悩みとつなげること。
ここが抜けると、商品はただの自己表現で終わってしまいます。
読者は何に困っているのか。どこで止まっているのか。何がわかれば一歩進めるのか。
そこを見ながら、記事を書き、メルマガを書き、無料レポートを作り、商品にしていく。
これが、ひとりで静かに売る仕組みを作るための基本だと思っています。
商品は、自分の中だけで作るものではありません。
読者の悩みを見て、自分の経験で噛み砕き、自分の言葉で届ける。
その繰り返しが、静かな商売を育てていきます。
感謝。














