どうも、村本です。
商売は、製品を開発して売る。という事なのですが、プロダクトアウト マーケットインで、開発の過程が変わってきます。
では、まずは、プロダクトアウト マーケットイン を考えていきます。
プロダクトアウトとは
プロダクトアウトは、自分視点で開発して製品を言います。素晴らしければ爆発的に売れるのが特徴です。「良い物は売れる」という視点です。たしかに良い物は売れますが、大半は、独りよがりである可能性が高いのです。
プロダクトアウト成功例
- iPhone
iPhoneといえば、タッチパネルですね。指一つで思いのまま操作できます。iPhoneが出るまでは、指でパネルを操作するという発想の製品は、生まれていなかったのでどこにもない、オリジナルなプロダクト製品として、世界的に広がりました。
- MAC
現在は、当たり前のようにPCがありますが、初めてマウスで操作するという新しい発想で生まれたのが、MACPCです。
- 電子レンジ
1950年 ▽世界初のレーダーレンジを商品化
電子レンジの加熱原理は、アメリカのレイセオン社によって、
レーダー装置の実験中にお菓子がレーダーのマイクロ波によって溶けていることに気が付き、
これにヒントを得て、マグネトロンを使った調理器「レーダーレンジ」として製品化された。引用元 JEMA
という事のようです。元々は軍事用に使われていたものから、消費者が求める物になったという事です。
マーケットインとは
顧客視点で製品を開発していく事を言います。
こういう物がほしい、というニーズに答えて製品を開発していくので、お客様の思ったような製品が出来上がっていきます。もちろん売れやすいので、お金に直結する考え方です。
マーケットイン成功例
iPhoneを真似した様々なスマートフォン製品
- エクスペリア
- アクオスフォン
- ギャラクシー
- アローズ
- ディズニーモバイル
- ネクサス
- フリーテール
- 等々
それぞれに、オリジナルの特徴はありますが、元々はiPhoneを真似したマーケットインの製品です。
他にも例を挙げれば、たくさんありますよね。
缶コーヒーも初めは、プロダクトアウトで出来上がった、おいしいコーヒーから、おいしいコーヒーをもっと手軽に、簡単に毎日飲みたいという要望を聞いた結果、缶コーヒーが生まれましたね。
キンドルも同じように、書籍をデジタル化して、かさばらせたくないという思いや、書籍を検索して、大事な個所だけを見たい問うようなニーズを製品化したものです。
では、今日のメインに入らせてもらいますが、
情報起業アングラ人種の正しいやり方は?
情報起業や、コンテンツマーケティングなどのデジタルマーケティングを実践している場合は、マーケットインの考えが、基本になります。
お客様の悩みがそこにある。だったら、その悩みを聞いて、その悩みを解決する物を開発する。
情報販売はダイレクトレスポンスマーケティングが成功のカギ
僕らがやっているビジネスは、ほぼダイレクトレスポンスマーケティングを体系化しているビジネスなのです。
ダイレクトレスポンスマーケティングは、簡単にいれば、
- リストを獲得して
- リストに教育して
- リストに売る
なのですが、もっと詳しく言えば、
- 興味のある悩んでいる対象の見込み客を集めて
- 見込み客に悩みを聞きながら製品を開発して
- 解決するための製品を販売していく
というものですが、ここに、マーケットインに当てはまるのが、上記の2番の悩みを聞く。お客様のニーズをアンケートや、質問、メルマガの返答、ブログのコメントなどで、聞き出していく。
そして、それを開発していくために、既に世の中に出ている情報や、製品を綺麗にキュレイションしてノウハウにして体系化されたものを出していくと、
売れます。
- 記事の書き方が分からない
- メルマガとブログの連動方法が分からない
- ライティングを上達したい
- 効果的なリストの集め方を理解したい
等々
市場に聞くことで、様々な悩みを聞けますので、僕らのやっていく事は、それを分かりやすく出していくだけ。これが、僕らアンダーグラウンドな情報起業家の成功方法、
つまりは、ダイレクトレスポンスマーケティングを実践していく事です。
プロダクトアウトは情報起業家にはいらない
ちなみに、プロダクトアウトはアングラ起業にはいりません。覚えておいてくださいね。自分よがりな製品を開発しても、そこに魅力があるのは、スティーブジョブズなどの、天才だけです。
あなたが、ジョブズのようにiPhoneを開発できるのならいいのですが、無理ですよね?
著作権はそこにない
まあ、あるにはあるのですが、はっきり言いまして、アングラ起業を実践していくうえで、著作権はあんまり関係ありません。
マーケットインで進めていきますので、
- 既にある情報を
- 良~く噛んで咀嚼します(誰よりも学ぶ)
- そして、食べた物よりも、おいしい料理を提供します。(どこよりも良質なコンテンツにする)
この手順で進めていくので、2番の咀嚼の個所で、誰よりも勉強しておけば、3番で提供するときに、オリジナルの製品になっていくのです。
なので、2番がしっかりできない事には、3番で提供した際に、著作権がどうのこうの。
という指摘を受けることがありますし、しかし日本で有名になった、クエストフォーミュラや、アイーダ、パソナ、そういった物は、結局は広めた人が成功しているだけで、そのノウハウというのは、英語圏からパクってきたものだったりします。
わたしは、マーケティングの先生です。
と言っている方も、既にあるマーケティングの方法をただ、繰り返してブログなり、メルマガなり、発信しているだけですよね。
さすがに、人の顔などは、肖像権があるので、そのままパクるのはスグに訴えられるのでやめたほうが良いですが、コンテンツにおいての著作権に関しては、
イエスキリストの聖書をそのまま書こうが、著作権違反にはなりようがないし、あんまり、この部分に縛られていると、マーケットインを実践していくのが、出来なくなります。
アイフォンを真似した、偽類品は、訴えられてはいませんね。
例外もありますが、
殆どの製品は、マーケットインで成功しているし、アングラ起業においても、マーケットインでガンガン攻めていくのが、成功するための方法なのですね。
お客さんには悩みがあります。その悩みを解決するための製品を出していく。
これが、お金に直結していくやり方です。
マーケットインでうまくいきたいなら、演じる事。
これはどういうことかというと、
- 親の前では、あなたは息子ですよね。
- 息子の前では、あなたは父親ですよね
- 友だちの前では、友達ですね。
- 部下の前では、上司ですね。
- お客さんの前ではプロですよね。
では、お金を生み出すためには、プロになったらいい。
お客さんの前では、お客さんが好きな状態になれるように、演じる事です。
村本は、1日の中で、お客様に悩みを聞きコンテンツを書くプロの時間、娘の前で父親の時間、ドラクエ10をやっているときは、子供に戻っている時間
それぞれぜんぶ、じぶんなのです。
我を捨てて、それぞれの場所で、それぞれを演じれば、良いだけです。
お客様の前では、自分をすてて相手の求めるコンテンツを生み出し続けることが、アングラ起業でマーケットインの思考なのです。
お客様の意見にあまり自我を入れないようにしましょう。
中々難しいのですが、僕らはお金を稼ぐ商売人です。そこはプロとしてやっていくしかないと思います。
Originally posted on 2017年12月6日 @ 3:38 PM