オンラインでお金を稼ぐために、広告やコンテンツディスカバリーを使っているマーケター、ブロガー、ビジネスオーナーとって、ユーザデータを分析・改善する方法を知っておくことは、キャンペーンを成功させるために不可欠なことです。
CTR(Click-through rateクリック率)とは、インターネット広告が「ウェブ上に表示された回数」に対して、「クリックされた程度」を割合で示した値のことで、あなたのサイトの成功に不可欠なアスペクトの一つです。
具体的にCTRは、 広告クリック数 ÷ 広告閲覧数 = CTR で計算されます。つまり、ある広告を見た人のうち、実際にその広告をクリックした人の割合を示す数値です。
広告主は、広告がクリックされた回数に従って、サイト管理者に支払いをするので、CTRを向上させることは、あなたがサイトから上げる広告収益を高めることになります。
逆に、広告やコンテンツに適用されたCTRは、訪問者をあなたのサイトに引き寄せる働きもします。
それでは、CTRを継続的に改善する方法を挙げてみましょう:
1.コンテンツを改善する
CTRを改善するためにはまず、あなたのサイトへの訪問者の数を増やすことを試みることが必要です。
あなたのコンテンツの質を高めることが、その第一歩です。あなたのサイトをできるかぎり魅力的で役立つものにしましょう。
定期的に更新して、サイト訪問者に関連性のあるコンテンツを書くようにします。
適切なキーワードを使い、読みやすいフォーマットで表示されていることを確認してください。
訪問者の注意を惹くような面白い情報を必ず入れるようにしましょう。サイトのコンテンツがよいほど、ページビューは上がっていきます。
2.良質な画像を使用する
画像を挿入できる広告プラットフォームを使っているなら、強力な画像を選ぶことです。
魅力的な画像とは、鮮明で、正しくフォーマットされ、面白く、人を惹きつけるようなものです。
楽しく好奇心をそそる、刺激的な画像は、見る人の注意を惹き、その広告をクリックさせます。
3.テキストを重視する
グラフィックスや色は見る人の注目を集めますが、それだけではCTRを改善することはできません。
実際にほとんどのバナーは非常によく似ているものなので、あなたのバナー広告のテキスト部分に重点を置くことが有効になります。
提供する製品/サービスについての情報を含めた広告は、クリックにつながる率を高めてくれます。
4.関連性を保つ
もしあなたのサイトのテーマが「動物の権利を主張すること」なら、その同じサイトに狩猟用の製品や、毛皮コートの宣伝はふさわしくないでしょう。
これは極端な例ですが、広告はあなたのサイト訪問者に見合ったものでなければなりません。
そのためにユーザ調査をしたり、統計をとったりして、サイト訪問者の年齢や背景などをつかんでおきましょう。
そうすることで、あなたの聴衆の関心に見合った広告を選ぶことができるようになります。
5.無料プレゼントを支給する
もしあなたが中小企業の経営者で、広告を使ってより多くのトラフィックを獲得しようとしているのなら、広告に無料プレゼントや割引を含めることで、クリック率を高めることができます。
「本日に限り無料」とか「限られた時間帯だけ50%割引」という言葉を入れた広告は、人々にクリックさせるのに有効です。
一般的に無料プレゼントは、割引よりも効果があります。
6.再度キーワードに焦点を当ててみる
キーワードがオンライン界での成功の切符であることは、言い古されたことですが、ここでは少し違った角度からのアプローチをしてみましょう。
もしあなたがカップケーキを販売するビジネスの経営者なら、あなたの広告の検索キーワードが「カップケーキ」であるのは理にかなっています。
しかし「カップケーキ」という検索ワードは、「カップケーキ」を検索する多くの人の目には留まっても、クリック率には繋がりません。
CTR を高めるためには、もっと具体的なキーワードにしてみるのです。
「カップケーキ」の代わりにもっと具体的な何か。
例えば、「オーガニックでカスタムメイドのカップケーキ」です。こうすることで、検索からあなたの広告へ行きつく人の総数は減っても、最終的にクリックする人の数は増えるのです。
7.魅力的な見出しを書く
魅力的な見出しはCTRを高める大きな助けになります。CTRに劇的な影響を与えるような見出しを書くヒントは、ネット上にたくさんありますので、検索して研究してみてください。
CTRは、オンラインマーケティングの世界で最も重要なメトリックの1つですので、研究実践を怠らずに続けるようにしましょう。
参考記事: http://www.outbrain.com/blog/how-to-increase-ctr-in-7-easy-steps
Originally posted on 2016年10月11日 @ 9:52 AM