チカラのあるコピーライティングを書く

チカラのあるコピーじゃないと意味がない

webを利用したネットショッピングが定着し、

それ以前の対面販売とは何が変わったのか理解しなくてはコピーライティングは出来ません。

 

コピーライティングはまさしく訴求したいと思う商品もしくは

サービスがあっての事ですから、チカラのない言葉には価値がありません。

 

イメージ的で一見お洒落な言葉はコピーライター自身の満足は得られても、

訴求性としてのチカラがなく、結局は意味も目的も見出せない

コピーライティングに終わってしまいます。

 

それではセールスにチカラのあるキャッチコピーを書く手順を具体的に見ていきましょう。

 

 

リサーチする

コピーというのは、訴求したい商品やサービスの為に

大事な事だという事をお話しました。

 

という事は、その商品やサービスがどの様なもので、

それに類似したものに比べて強みや利点を知る事はコピーを書く上で調べるべきです。

 

なぜならそうする事で、特長も明確になりコピーはグッと

書きやすくチカラがみなぎって来るのです。

さらに、その商品やサービスをどの様な人が求めているでしょうか。

 

どんな人(ターゲット)が商品を買うのかを考える

話しは冒頭に戻りますが、

ネットショッピングが今ほど定着する前は

対面販売が販売力の主たる手段の一つでした。

 

対面販売では、売り子が客の身なりをはじめ視線の

動きや同伴者の有無など、個別の状況ごとに

臨機応変に販売トークを組み立てていきます。

 

単刀直入に説明するケースもあれば、

世間話などから客の内なる希望を探るのです。

 

その点、コピーでは個別的な対応は出来ません。

つまり言葉を選ぶ時には、どんなターゲットが

目にしているのかを想定する事が大切なのです。

 

チカラのあるコピーを考える時に、

訴求したい商品やサービスを下調べも済ませて、

どんなターゲットが目にしているかも想定出来ればそれで良いのでしょうか。

 

いえいえそんな事はありません。

むしろこれでやっとコピーを書く準備と目的が整ったのです。

 

男性と女性、若者とシニア世代、さらに未婚者と既婚者、

個々には多様化していてもグループ分けする事で

ターゲットとなる客の心がつかめる様になります。

 

例えば、男性向けにピンク色のシャツを推したいとします。

 

女性ならピンク色自体に抵抗はありませんから、

ピンク色そのものが積極的な特長にはなりません。

男性向けと言う事があってのピンク色という訳です。

 

 

もう一つ例を出してみましよう。

「今夜はちょっぴりリッチな気分で」

こんなコピーを思いついたとしましょう。

 

ところがそのコピーが既婚者ではなく未婚者向けとなると、

チカラは半減してしまいます。というのも、

未婚者は既婚者に比べて金銭の融通が利きます。

 

ちょっぴりリッチという言葉では訴求性が微妙です。

むしろ、飛び切りのステイタスくらい言い放った方が

未婚者は心が揺さぶられるのです。

 

これまで一緒に見てきて分かったと思いますが、

チカラのあるコピーを書くにはキレイな言葉を並べるのではありません。

 

稀にキャッチーで耳に残る名コピーもヒラメキから浮かんだりもしますが、

それだって脳の中ではそれ以前に蓄えた情報が繋がったに過ぎません。

 

ですから初心者がこれからコピーを書く場合、

目先の言葉遊びに溺れるよりも、

しっかりとした裏付けを地道に集める事です。

 

その為には、各種の雑誌を読んでみるのも有効です。

配色をはじめ、紙面デザイン、言葉使いなど、

細かな違いを見つける事が出来るからです。

 

最後にもう一つ例えをあげてみます。

安い、早いと言う言葉がすべての人にとって購入の決め手にはなりません。

もちろんそこにはそれと反する状況があるので、一定のニーズも期待できます。

 

しかしモノやサービスの不思議なところは相場観があるという事です。

これくらいならこのぐらいの値段だろうと言うユーザーの想定です。

 

1円と言われても買いたくないのに、980円なら安いと思うそんな不思議があるのです。

それは、人が何かを買いたいと思う時、

数字として価格を見ているのではなく、

価値として価格を見ているのです。

 

同じ物をデパートで買ったのとガラクタ市で

買ったのでは意味に違いがあるのです。

 

つまりコピーでも目線の置き方がとても大切なのです。

 

コピーが相手に擦り寄る方が良いのか、

相手を擦り寄らせるのか、

これはコピーをどんな風に出すかで変わってきます。

 

これまで色々とコピーについて話してきましたが、

結局のところ、良いコピーとは完全無欠ではなく、

少しだけ欠けた、でもその欠け方がユーザーに思わず補わせるモノという事です。

 

チカラでグイグイと押しても、ユーザーの心はますます硬くなるだけです。

 

弱々しくても、素通りされて目にも止まりません。

だからこそ、相手を知る必要が言葉遊びの前に必要なのです。

 

30代の既婚男性が心動く言葉と十代女性では当然違うでしょう。

 

何より商品やサービスを訴求したいのですから、

どこまで説明し又は連想させて、

その魅力を伝えるのかがコピーの価値そのものです。

 

憧れや希望、そこへ到達する為の具体性もまたコピーにチカラを漲らせます。

 

よくある話として、美しいという言葉は当たり障りないですが、

コピーではチカラを持ちません。

 

透き通る素肌と言えば、美しいを連想しますが

もっと具体的な為にユーザーが憧れや期待を持ちやすくなります。

 

セールスの為にあるコピーですが、

言葉遊びにならない様に言葉を紡ぐ必要があります。

 

以上の事を参考にして、コピーの楽しさと奥深さ、

そしてそのチカラ強さを身につけていただきたいと思う次第です。

 

意味のない言葉は言わなくてもいいのです。

 

言う事で伝わる言葉を繋げていくと、

コピーは今以上に意味のあるコピーへとなっていきます。

 

どう自分の言葉で商品やサービスをユーザーに届けていくのか。

 

それこそが、チカラのあるコピーであり、

これから貴方が目指さなければならないコピーを書く目的と言えます。

 

余分な言葉を削ぎ落とした、

だけど読む人には心の奥までメッセージが伝わる、

それこそがチカラのあるコピーと言えます。

 

これで貴方に伝えたい事は全てお話したつもりです。

貴方の心が揺さぶられ、コピー制作のお役に立ちます様に願っております。