あなたに質問ですが、
企てる。(くわだてる)
そう聞いて、どう思いますか?
この言葉はあまり良い印象は無いのがこの日本です。
なぜなら、企てる=悪い事。詐欺師がする事。汚い事だと、思い込まされているからです。刷り込みですね
私は、この企てるの話を一番初めに聞いたときは、やはり社会的な刷り込みがすごかったので、中々受け付けることができませんでした。
斎藤一人さんも、冒頭で
「この話危険なんだよね」と、ぼそっとおっしゃてますが、この日本でこの企てる話をするのは、確かに危険だと、過去の経験で失敗したこともあるし、実感しています。なぜなら話す相手をすごく選ぶ内容です。
ですが、勇気を出してこの話を今日はすることにします。
- お金を稼ぐ事は悪ではない。
- 社会の刷り込み
- 理解はしているけど中々頭が追い付いてこないのが現状
- 社会の刷り込みで汚い事で稼ぐ人。
- 資本主義社会の残酷な現実があるからです。
- まだあなたは、綺麗な商売(昭和の刷り込み)という「幻想」で稼ぐ?
お金を稼ぐ事は悪ではない。
むかし、昭和の時代は高級車に乗っているのは決まって怖い人893ばかりでした。カッコイイ金色のネックレスに、サングラス、そしてクラウンやセルシオなどの高級車、そして見事な城のような家に親分が住んでいました。
なぜ、この怖いお兄さんたちが、お金持ちだったのかは、それは、企てていたからです。
主な、収入源は、みかじめ料だったそうです。夜の商売をしているお店に、ガラの悪い客が来た時に、みかじめ料を払う事で、守ってくれるのです。
ですが、時代の流れで、みかじめ料などを取ると、法律で罰せられたり、実際あまり良いことではなかったので、893の組織は今では1万人と少しくらいしかいないそうです。
ですので、ほかにもたくさんの事をして、生計を保っているそうです。
- 土建屋
- 不動産
- 自動車販売
- フィリピンパブ歌手
- スナック経営
- 風俗関係
- 派遣業
- 芸能関係
- 現在はIT事業や主に投資関係も
これを、良いとも思わないし、悪いとも思いません。そこでしか生きて行けない人もいますからね。何とも思いません。
怖いお兄さんたちでも、時代に合わせて「商売を企てています」
ではなぜ、まっとうな、怖くもない優しい人が企ててはいけないのでしょうか?誰が決めたのでしょうか?それは、
社会の刷り込みですね。
真面目に、当たり前に働けば、家族が出来て、家が持てるし車も、そして、普通に生活ができることが、美徳だと教わってきたからです。
そして、この家庭を守るために、自分を犠牲にして嫌な事でも無理やり働き、お金を稼いで、現状を保つのが大人だと、教わってきたからです。
自己犠牲こそが美徳だ。自分の事はどうでも良い。他人に尽くす事だけが良いことだと。
綺麗な稼ぎ方ではないと、多くの人が認めるようなまっとうな商売じゃないと、やってはいけない。そのほかを仕事にする人は、詐欺師か悪い人だ。と思われがちです。
これを、色眼鏡と言います。
もういい加減、そうではない事は、令和に生きる僕たちは理解していると思いますが、
理解はしているけど中々頭が追い付いてこないのが現状
あまりにも、刷り込みがすごかったので、昭和世代の僕らは、この神話から抜け出すのに一苦労が居るんです。
分かりやすいのは、情報商材は詐欺だ。です(笑
現在、あらゆるインフルエンサーが、情報商材を出して炎上されまくっていますが、僕はそれを見て、別にインフルエンサーが情報商材を販売することが悪い事には全く見えないんですよね。
情報商材とストレートに言うと、詐欺だと言われるので、名前を変えて、
情報販売、コンテンツ販売、コンテンツビジネス、有料メルマガ、有料note、コミニティ運営、オンラインサロン、有料動画、動画教育(笑
色々と名前を変えて、結局はどれもこれも
情報を→販売している。
という事には、何も変わりません。
ですが、やはり
「みんなそうだからという、同調圧力」で、一緒になってインフルエンサーを批判している人も、もしかしたらいるかもしれないし、あなたは違いますよね?
まあですが、ああいった炎上を見ると、頭では情報販売などは悪い事ではないけど、なかなか踏み切れないよな。って感じたり心で思っちゃうのは分かる気もします。
中々、頭が追い付いてこないんですよね?
実際に、情報販売は儲かります。かなり儲かるので、実践した人が勝なところがあります。でも情報販売を実践しないのは、やはり、
社会の刷り込みで汚い事で稼ぐ人。
という、間違ったレッテルを張られたくないんじゃないか?という事です。当たり前ですが、詐欺師になれとはそういう次元の話ではないです。
綺麗な商売で稼ぐって何でしょうね?
美味しいものを販売して、それを口コミなしで、おいしいという理由だけで勝手にお客様が入り、食べてくれて儲ける事ですかね?
でもそれは、極々限られたおいしさランキング、1位と2位くらいしか旨味が無いですよね。ランキングの4位とか、それ以下の人は、お客さん待ってても、なかなか来ないですよ。死ねってことですかね?違いますよね。
5位とか10位のお店は、広告を打ったり、何か企画を企てたりして、お客さんを呼び込む必要があるんです。
お金を掛けたくないなら、忙しく振舞ってるとか、お客様0人だけど、駐車場に従業員の車を並べておいて忙しさを演出したり、お店の前で声を上げて、キャンペーンやってますよ~とかやってみたり、掃除をそれこそやってたりね。
窓ふきしたり、そうやって企てる必要があるんですよ。
なんでこう、頑張って企てる必要があるのかは、
資本主義社会の残酷な現実があるからです。
理由ですか?それは
この資本主義に生きている大半の人間は、お金を損したくないから、「おいしいお店や人気なお店」に行くからですよ。そして、おいしいと何故かそれを思っているんです。そのきっかけは、実は何かの広告だったり、企てだったのかもしれませんよ?
例えば、一蘭のラーメン。私の感想は、「至って普通の味だ。価格がくそ高いな。」って思います。それよりも、地元の誰も知らないとこにポツンと佇(たたず)んでいる、お店の方がおいしいし、価格も安いです。
でもそんなお店は、企てる話を知らないので、もはや悪いことだと思っているので、翌月とか行ってみると、
閉店しました・・・
僕はこれをみると、本当に悲しくなるんです。食べログとか、何かしらで、ランキングが4位以下の人は稼げなくて野垂れ人で死ねばいいのか?そうじゃないですよ!
正直、怒りにも似た感情がこみあげてきます。
まだあなたは、綺麗な商売(昭和の刷り込み)という「幻想」で稼ぐ?
いい加減、目を覚ましてほしいです(笑
もちろん綺麗な商売に越したことはありません。ただ、それは一部の選ばれた人間だけが出来る事ですよ。生まれ持っての才能があり、天才的な舌を持っている人間
小学校3年生で大学医学院生卒業まで上り詰めるような特殊な記憶スキルを持ったマッドサイエンティストなIQ200越えの天才
などは、企てずともものの見事に、ソクラテスのように、「自分の力だけで」成し遂げると思います。なぜソクラテス何かというと、自分を無知だとおっしゃってるからです。無知だからこそ「探求していく」だから成功者になります。まあそれは良いのですが、、
ただ、僕らは普通の人間です。
普通の人間だからこそ、家族を食わしたり、まずは自分が幸せになるために、「商売として企てていく必要がある。」そして、その製品を買った人も一緒になって楽しくなったり、幸福になって行けば良い、それだけです。
持論を話してしましたが、
やはりすこしでも、お金について企てる話をすると、この辺の刷り込みが取れていない人は、僕のことを汚い人だと思うようです。
まあ、感じ方は人それぞれですし、僕のことが好きな人だけ、信じてついてきてくれればと思います。まだまだ魂の修行は続きます。
一人さんのおっしゃるように、「この話危険なんだよね」(笑
非常に面白いこの世界へ、感謝しかありません。皆様のおかげ様です。ありがとうございます。
追伸
おいしいお店や人気なお店
これね。小林正観さんは言います。
「流行っていないお店に行ってしっかりとお金使ってみて、めちゃくちゃお金戻ってくるから。神様はなぜか見てるんです」と、気づきがあれば幸いです。
Originally posted on 2021年2月16日 @ 7:29 AM
こんにちは、ひとり起業研究家の村本です。