システム1で買うか買わないかを決めているので意識をそこに合わせる必要がある。

こんにちは、村本です。

まずは、システム1とシステム2の解説なのですが、これは

ダニエル・カーネマンがファスト&スロー (上): あなたの意思はどのように決まるか?のなかで、伝えられている2つの思考になります。

ダニエル・カーネマン

ダニエル・カーネマンは、経済学と認知科学を統合した行動ファイナンス理論及びプロスペクト理論で有名なアメリカ合衆国の心理学者、行動経済学者。

ウィキペディア

 

システム1とシステム2の解説

システム1

システム1は、早い思考、意識しなくても自動的に動く思考です。無意識に近いものです。

1+1

2×2

おそらく、あなたは上記の計算は パッと見てほとんど労力を使わずに 計算できたはずです。このように、なんとなくの意識がシステム1と言う事です。

 

システム2

システム2は、遅い思考、意識しないと分からない事を考えている思考です。

34×34

おそらく、あなたは上記の式を見た瞬間に、思考が一度止まったはずです。そして、一度考えて、答えを1156と答えが分かったと思います。このように、パッとはできない意識をシステム2と言う事です。

さて、このようにして、システム1とシステム2の違いはよく分かったと思います。

簡単に言えば、早い思考と、遅い思考です。

 

僕ら商人は、システム1の商人になるように普段から努力していくしかない

一昔前は、システム2に訴えかけて、システム2に対して、勝負を挑むような縦長のセールスレター販売ページが流行りました。

ことば巧みに、相手をあらゆる言葉で、納得させたり NLPや心理学、コピーライティングを駆使して書くことが大正解のように伝えられていました。

そして、クエストフォーミュラ ・アイドマ・パソナなどのセールスレターの型を使って簡単に書くことも流行りました。

しかし、今は、こう行ったテクニックに走ることは、あまり良く無い傾向にあるようです。と言うのは、こう行った力技で相手に無理やり買わせてしまう事をやってしまう事で、ますますビジネスが衰退していくからです。

一度買ったお客様は、普通はもう一度戻って来るのが好ましいのですが、無理やり必要の無い人に対して売り込みをしているから、あとでクレーム処理に追われたりする事になるのです。

しかし、システム1で商売をしている、斎藤一人さんの会社の方々やその他の企業はどうでしょうか?

いつの時代も、右肩上がりで、安定しているのです。。

 

システム1の最高の状態は?

答え:あなたがそう言うなら買うよ。

と、販売サイトの文章を読まずに、買う状態です。

僕たちは、ここまで持っていく必要があるのですが、なかなかそうはうまくはいかないのが、現実ですね。ただ、安定して継続して成功している人を眺めていると・・・

そうなんです。

何かしらの場所を淡々を繰り返して行動して、お客様の悩みを解決するようなコンテンツをインターネット上に出し惜しみなく出しているのです。

この職業を、コンテンツメイカーと呼んでいます。ライターがパワーアップした職業だと勝手にそう決めています。

ドラゴンクエストや、FFなどで例えれば、

武闘家と戦士を極めると、バトルマスターに転職できるようになったり、僧侶と魔法使いを極めると、賢者になれる。モンクとシーフを鍛えると、忍者になれる。戦士がパラディンになったり。こう言う感じです。

少し前までは、このコンテンツメイカーを極めれば、今後もずっと成功し続ける事は可能です。

そして、さらに成功したい場合は、商人に承認を加えてください。

 

商人に承認?

意味がわかりませんよね?

承認とは=承認欲求

こうなります。承認欲求は、マズローの5段階説の中の欲求の一つです。

承認欲求を簡単に言うと、他者から認められたい。褒められたい。人間の本能の中の一つの欲求になります。この承認欲求を満たすために、最近ではSNSが非常に流行っていますね。

ツイッターも少し前は、衰退していたと言われていましたが、最近もまた復活して色々な人が交流されていますね。

  • ビジネスが好きな人は、ビジネス界隈
  • ダイエットが好きな人は、ダイエット界隈
  • ゲーム好きは、ゲーム界隈

これは、ツイッターに限らず、YouTube、フェイスブック、インスタ、なども、同じように、何かしらのテーマのなかで、同じような趣味を持った人が交流をネット上で営みをしているのです。

この状況を、コミュニティー化と言います。

例えば、ツイッターのあるつぶやきで、

「今月はアドセンスの審査が通ったぞ〜」と呟けば、同じような方が、「おめでとう!」と言う感じで、承認欲求を満たしてくれるのです。

呟いたり、コメントがつかなくても、いいねボタンなどを押して、自己肯定感を高めているような感じです。

まあ、自己肯定感の高め方は、他人に依存し、褒めたり認められたりしなくても実は高めれるのですが、その話は、また今度でもするかもしれません。

 

ツイッターを例に商人が承認(コミュニティー化)

例えば、あるマーケッターがいるのですが、率先してペルソナの呟きに対して、コメントをつけたり、いいねをつけているのです。絡んでいるんですね。

ペルソナに良いことがあった=すぐに絡んでよかったね〜と言葉は様々ですが、よかったねと絡んでいます。

ペルソナが良いことを呟いた=それ良いね!と絡んでいる

普段からこういった絡み(努力)を淡々とやっているマーケッターは、毎日フォロアーが少しづつ増えていき、その人と言うコミュニティーが少しづつ大きくなっていきます。

これを、ただ単純に、フォロアーが増えた。とするのではなくて、優秀なマーケッターは

初めから、自分の対象となり得る、ペルソナを設定して、わざと絡み対象者に対して、フォローしてくれるように促しているのです。

そして、ツイッターのアカウント(コミュニティー)を使い分けて、


  • このアカウントは、リスト獲得に興味のある人が集まった、500名のフォロアーアカウント。
  • このアカウントは、ブログアフィリに興味のある人が集まった1000名のフォロアーアカウント
  • このアカウントは、メルマガ配信に興味のある人が集まった300名のフォロアーアカウント。。。

このようにして、優秀なマーケッターは、顔をイラストなどにして、ヘッドコピーを、かなりわかりやすく表現し、プロフィールを、ペルソナがそうなりたい未来に書き加えていらっしゃいます。

非常に上手いやり方だと感じました。

ある程度、フォロアーが集まれば、ライン@やメルマガに誘導して、ますますコミュニティー化していきます。

正直、ここまでノウハウを書いて良いのか?(笑

迷いましたが、もう書いちゃっていますので、ここまま書き進めます。

 

あなたと言うコミュニティーを作り上げる行動を普段から意識しましょう。

さて、もうお分かりかと思いますが、

システム1で製品を迷わずに買ってくださるためには、僕らが選ばれないとダメだってことです。

ツイッターや、YouTube、ブログ、なんでも良いので、普段からそこで対象者を決めてコミュニティー化を意識しながら、対象者に対して、有益な情報を提供していく事をやめなければ、必然的にあなたの勧める商品は、販売サイトのレターを見ずとも買うようになってしまうのです・・・

この方法は、本当のところ、昔からありますね。

親切な店員さん、笑顔の多い接客、たまにしか行かないのに、名前や年齢、以前何を頼んだのかなどの好みを覚えているお店・・

初めは小さくて良いので、あなたはそこの場所のリーダーになってください。

世界であなたは一人しかいませんので、あなたと言うユニークネスを高めていく事で、あなたに付いてくるコミュニティーが出来上がっていきます。

さあ楽しみましょう^^

感謝しております。

 

村本直

Originally posted on 2019年2月16日 @ 1:23 PM

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