いつの時代も稼いでいるのは“教える側”

どんな時代を振り返っても、稼いでいるのは“教える側”です。
昔で言えば、寺子屋の師匠。現代でいえば、塾や予備校の先生、オンラインスクールの講師。さらにネットビジネスの世界でも、稼いでいるのは「やり方を教える人」なんですよね。
私自身も18年以上この世界に関わってきて、はっきりと気づいたことがあります。
それは、 「学ぶ人よりも、教える人が仕組みを作り、安定した収入を得ている」 という事実です。
学ぶ側は一生懸命に知識を吸収しようとしますが、その先に必ず“次の教材”や“次の学び”があります。つまり、終わりがないんです。
ところが、教える側は一度体系を作ってしまえば、それを繰り返し伝えることで価値を提供し続けられる。まさに「雪だるま式」に広がっていくんです。
ここで大切なのは、「自分には教えることなんてない」と思わないこと。
自分がすでに経験してきたこと、少し先に進んでいること、それを整理して伝えるだけで十分に“教える側”になれる。
私は、がむしゃらに努力して「ゼロから何かを作り出す研究者」ではなく、すでにある知識や経験をまとめて「教える側」に回ったことで、仕組みを持てるようになりました。毎日が土曜日のように過ごせる今の生活は、このマインドセットを持ち続けてきたからこそ手に入ったものです。
だから、どんな時代でも稼ぎたいなら、 「教える側に回る」 という選択を意識することが大切なんです。