メールマーケティングは、消費者のニーズを満たすために、常に進化を続けています。
メールを通じてより良い顧客体験を実現するために今すべきことは「デザイン」、「オートメーション化」と「パーソナル化」だと言えるでしょう。
2016年も後半に入って、それらの何が成功し、何がうまくいっていないかが把握できるようになってきました。
以下は、2016年のメールマーケティングの主な動向です。
電子メールはモバイルで読むのが最も一般的
スマートフォンの到来以降、すでに大半の人がデスクトップを離れて、モバイルデバイスで電子メールを読むようになっています。
このトレンドに応えて、モバイルでメールにアクセスするソフトウェアへのビジネス投資もより増えています。
このトレンドをさらに普及させているのが、クラウドベースのソフトウェア(http://discover.sap.com/cloudforanalytics/ja-jp/index.html)です。
クラウドを通じて電子メールを管理することのできるモバイルアプリも登場しています。
これが、モバイルプラットフォームからメールを管理する能力をさらに向上させています。
メールマーケターはこのトレンドに注意を払って、電子メールメッセージもモバイルプラットフォームに合わせたものに調整していくことが必要です。
パーソナル化されたメールは、より読まれる
過去にはメールマーケティングは、プロモーションメールを送信するための技術に集中していたものです。
このようなプロモーションメールのメッセージは受信者に届きはしましたが、一般的で、パーソナル化されたという感触がありませんでした。
その後この方法は、リアルタイム・アクションに取って代わられました。
ユーザがビジネスサイトを見ている最中に、電子メールがユーザへ送られてくるようになったのです。これは、たいへん機敏で積極性のある方法だと言えます。
今では電子メールに、ユーザの現在の嗜好を反映するような調整を加えることも可能になりました。
これは、ユーザが現在ウェブサイトを介して読んでいる材料に言及した、ユーザの好みに訴えかけるコンテンツをメールに含める方法です。
このタイプのメールマーケティングでは、ユーザと強く繋がることができます。
この方法ではユーザに、あなたのビジネスが彼を気にかけていると感じさせ、彼を顧客にすることもできるのです。
ビデオやアニメーションを含んだコンテンツ
このタイプのコンテンツが、この数年ホットなトレンドとして登場してきました。
ビデオやアニメーションは以前はコンテンツマーケティングにのみ使われていましたが、今ではメールマーケティングにも使われるようになり、大変よい結果を生み出しています。
メールにマルチメディアを組み込めば、視聴者の注意を即座につかむことができます。
インタラクティブなメディアであれば、さらにユーザの注意を繋ぎとめることができます。
例えばタイマーを組み込むことによって、ユーザに提供されているものには期限があることを知らせることができ、これが彼らをせかせて、クリック率を高めさせます。
メールマーケターはこの先、顧客のプロモーションへの応答を促すようなインタラクティブなコンテンツへのシフトを目指すべきでしょう。
細部が肝心
グラフィックデザインやアニメーションの進歩のおかげで、多くの消費者はプレーンなテキストのみのメールには、注意を払わなくなりました。そのようなメールは味気なく見られてしまいます。
コンテンツマーケティング担当者は、印象的なデザインや、魅力的なグラフィックスを持つメールを作り出すことに、今まで以上に力を注ぐべきです。
市場にもこの目的のための多くのツールが出回っています。それらを十分活用してみましょう。画像とテキストの対比や、タイポグラフィのバリエーションなどでも、魅力的なテキスト作り出すことができます。
2016年には、このような審美的なデザインが、プロモーションメールの魅力を実質的に高めていることが証明されています。
結論
メールマーケティングは、最高の投資収益率をもつビジネスモデルです。
常に進化していく電子メール技術に対応して、それらを最大限に使い切ることが大切です。
2016年は電子メールにすでに革新をもたらしましたが、来たる2017年がメールマーケティングに何をもたらすのか、待ち遠しいところです。
参考記事:https://movableink.com/blog/the-biggest-email-marketing-trends-of-2016-so-far/
Originally posted on 2016年10月11日 @ 10:08 AM