毎日が土曜日を支える“本棚”の秘密

「どうして1日1時間しか働かないのに、安心して暮らせるんですか?」
よくそう聞かれます。

正直に言うと、僕自身も最初からこうなれたわけではありません。
昔は、朝から晩まで仕事ばかりで、心も体も余裕がなかったんです。
でもある時から考え方を変えて、「安心感」を軸に生き方を組み直したことで、毎日が土曜日のような暮らしに変わりました。

では、その安心感を生んでいるものは何か。
それは「ストック型の仕組み」(会員制サイトの運営)です。
わかりやすく言うと、自分の本棚をつくって、そこに本を少しずつ置いていくようなものなんです。

好きな本棚をつくるように

最初に思い描いたのは、自分だけの本棚でした。
最初は当然、空っぽの棚です。

そこに1冊目の本を置く。
内容は完璧じゃなくても構いません。
とりあえず置いてみる。

翌月には2冊目を加える。
次の月には3冊目。

たとえ薄い本でも、少しずつ積み重ねていけば棚はにぎやかになり、気づけば「自分の図書館」になっていきます。

これは僕が実際にやってきたことと同じです。
会員制サイトに毎月コンテンツを積み上げる。
小さなものでも、続けていけば確実に資産になっていく。

ストックが生む安心感

本棚の良さは、一度置いた本が消えないことです。
1年前に置いた本も、2年前に置いた本も、今も誰かの役に立っている。

これが、働かなくても安心できる理由なんです。
今日1日、体調が悪くて何もできなくても大丈夫。
なぜなら、すでに積み上げてきたものが「自分の代わりに働いてくれている」からです。

僕はこの安心感があるから、毎日「明日はどうしよう」と不安になることがなくなりました。
むしろ「今日はどんな風に過ごそうか」と、楽しむことに意識を向けられるようになった。

それが、毎日が土曜日という感覚に直結しているんです。

難しそうに見えて、実はシンプル

「でも会員制サイトなんて、自分にできるのかな?」
そう思う方もいるかもしれません。

たしかに、聞いただけだと難しそうに思えますよね。
でも実際には、やることはとてもシンプルなんです。

・月に1つ、自分の知っていることをまとめる
・それを会員に届けられる形で置いておく
・毎月繰り返す

たったこれだけで、棚は自然と充実していきます。
つまり「毎月1冊ずつ本を置いていく」だけなんです。

大事なのは、量よりも「ちゃんと役立つ本」を置くこと。
質のある1冊があるだけで、会員は「続けて読みたい」と思ってくれるんです。

価格と質のバランスがカギ

そして、安心感を支えるもう一つの要素が「価格と質のバランス」です。

本棚に例えるなら――
貸出料が高すぎれば誰も本を借りに来ません。
本の中身が薄っぺらければ、もう一度来たいとは思ってもらえません。

でも、ちょうど良い価格で、しっかり役立つ本が並んでいれば、自然と人は残り続けてくれます。
それが積み上がっていくと、「もう生活に困らない」という安心感につながっていくんです。

この安心感があるから、僕は毎日を「土曜日」のように過ごせています。

“毎日が土曜日”になる理由

安心感があると、心に余白が生まれます。
余白があるからこそ、仕事を「やらなきゃ」ではなく「やりたいからやる」に変えられる。

ベランダでコーヒーを飲んでいる時間も、観葉植物のガジュマルに水をあげる時間も、
すべて「豊かな遊び」のように感じられる。

1日1時間だけ働き、残りの時間を自分の好きなことに使える。
その暮らしが、僕にとっての「毎日が土曜日」なんです。

あなたの本棚には?

この仕組みは、特別な人だけができるわけではありません。
小さな本棚をつくり、そこに1冊ずつ本を置いていくように始めればいいんです。

それは文章でも、音声でも、動画でも、形はなんでもかまいません。
「自分の棚に置く」という意識で積み重ねれば、それはやがて資産になり、あなたの自由を支えてくれるようになります。

もし、あなたが最初の1冊を置くとしたら――どんな本を置きますか?
それを考えることが、毎日が土曜日に近づく最初の一歩になるかもしれません。

まとめ

  • 自由の理由は「ストック」という本棚を持っているから
  • 一度置いた本は消えずに残り続け、安心を生む
  • 価格と質のバランスが安心感をさらに強くしてくれる
  • 安心感があるから、毎日が土曜日のように過ごせる