AIに話すだけで記事ネタに困らなくなる。ひとり起業家に合うシンプルなネタ出し方法
文章を書いていると、意外といちばん止まりやすいのは、書く力そのものではありません。
何を書くかが決まらない。
ここで止まる人が多いと思います。
実際、書けないというより、
「テーマが浮かばない」
「何から書けばいいのか分からない」
こういう状態になっているだけなんですよね。
ぼく自身、最近あらためて感じているのですが、記事のネタというのは、外に探しに行かなくても、自分の中にかなりあります。
昔の失敗。
ちょっとうまくいったこと。
最近感じた違和感。
なぜか気になっていること。
うれしかったことや、腹が立ったこと。
こういうものは、本当は全部ネタになります。
ただ、それを自分ひとりで引っ張り出そうとすると、なかなか出てこない。
そこで便利なのがAIです。
大事なのは、AIに全部まかせることではありません。
AIを、自分の中にあるものを引き出すための相手として使うことです。
このやり方が分かると、かなりネタに困らなくなります。
ネタがないのではなく、まだ言葉になっていないだけ
記事が書けない時、人は「自分には書くことがない」と思いがちです。
でも、実際はそうではないことが多いです。
ないのではなくて、
まだ言葉になっていないだけなんですよね。
たとえば、
- 昔やって失敗したこと
- 今だから分かる遠回り
- 当時は分からなかったけど、今なら意味が分かること
- なんとなく違和感を覚えた出来事
- 逆に、なぜかうまくいった流れ
こういうものは、全部その人だけの材料です。
ただ、いざ「役立つ記事を書こう」とすると、急に頭が固くなってしまう。
ちゃんと書かなければ。
有益じゃないといけない。
読まれるテーマじゃないとダメだ。
こうやって力が入ると、自然に出てくるはずの言葉まで止まってしまいます。
だから最初の段階では、きれいに考えなくて大丈夫です。
最初はAIにランダムでテーマを出してもらえばいい
最近、これは楽だなと思っているやり方があります。
それは、まずAIにこう頼むことです。
「なんでもいいので、ランダムで記事のテーマを30個ほど並べてほしい」
これだけです。
ここで大事なのは、30個全部が気に入る必要はないということです。
むしろ、30個のうちほとんどピンと来なくても問題ありません。
その中に1個か2個でも、
「あ、これなら少し話せそうだな」
「昔こんなことあったな」
「これは自分の考えがあるな」
と思えるものがあれば十分です。
つまり、AIにテーマを出してもらう目的は、そのまま使える完璧なタイトルを探すことではありません。
自分の中にある記憶や感情を動かすための、きっかけを作ることです。
もし30個見ても何も感じなければ、また追加で30個出してもらえばいい。
ここで悩まなくていいんです。
ピンときたテーマについて、まずは軽く話してみる
テーマが見つかったら、次はそのテーマについてAIに話していきます。
ここで大事なのは、最初からうまく話そうとしないことです。
軽い気持ちで大丈夫です。
まとまっていなくてもいい。
結論がなくてもいい。
話が少しくらい飛んでもいい。
たとえば、
「昔はこう思っていたんですよね」
「でも実際にやってみたら違ったんです」
「その時、ちょっと悔しかったんですよ」
「逆に、これは楽しかったんですよね」
こんな感じで、普通に会話するように話していけば十分です。
文章として整える前の言葉の中に、その人らしさがあります。
最初から文章にしようとすると固くなるけれど、話すと自然に出てくる。
だから、ネタ出しの段階では、打ち込むよりも話したほうが楽なんですよね。
チャットより、話したほうが本音が出やすい
もちろん、文字でやり取りしてもいいです。
でも、記事のネタを広げる段階では、会話のほうが向いていると感じます。
なぜかというと、話すほうが速いからです。
それに、話すほうが本音が出やすい。
文字で書こうとすると、人はどうしても整えようとします。
きれいに言おうとするし、順番も考えようとする。
でも、会話だとそこまで構えません。
だから、
- 昔の体験
- ちょっと恥ずかしい失敗
- うれしかった出来事
- なんとなくモヤモヤしたこと
こういうものが自然に出てきます。
そして、その部分こそが記事を生きたものにしてくれます。
喜怒哀楽が入ると、記事はただの情報ではなくなる
役立つ記事を書こうとすると、ついノウハウだけを書きたくなります。
でも、実際に読まれる記事というのは、情報だけではできていません。
そこに感情が入った時、文章は急に伝わりやすくなります。
楽しかったこと。
うれしかったこと。
悔しかったこと。
腹が立ったこと。
なんとなく引っかかったこと。
こういうものが入ると、読んでいる側も「分かる」と感じやすくなります。
なぜなら、相手も感情を持って生きているからです。
たとえば、ただ
「AIを使うとネタが出しやすいです」
と書くよりも、
「何を書けばいいか分からず止まっていたけれど、AIにランダムでテーマを出してもらったら、自分の中にまだ話したいことがかなり残っていると気づいた」
こう書いたほうが、ずっと伝わります。
情報だけで押すのではなく、そこに感じたことも少し入れる。
これだけで、記事の空気はかなり変わります。
最後にAIにまとめてもらうと、記事の土台ができる
ある程度話したら、最後にAIにこう伝えます。
「ひとりに向けて語りかけるように、有益に、今ここで話したことをちょっとまとめてくれないか」
すると、会話の中に散らばっていたものが、記事の形で返ってきます。
これで終わりではありません。
次にやることは、その文章を自分で読むことです。
読むと、たいてい何か感じます。
「ここは少し違うな」
「この話も入れたほうがいいな」
「本当に言いたかったのはこっちだな」
そうしたら、それをまたAIに話していけばいいんです。
そして、もう一回まとめてもらう。
この往復をすると、ただAIがそれっぽく書いた文章ではなくて、自分の意図がちゃんと入った文章になっていきます。
1回で完成させようとしないほうが、結果的によくなる
書けなくなる時は、最初から完成を目指しすぎていることが多いです。
でも実際は、1回で仕上げなくて大丈夫です。
流れとしては、こんな感じです。
AIにテーマを出してもらう。
その中から気になるものを見つける。
そのテーマについて軽く話す。
まとめてもらう。
読んで感じたことをまた話す。
もう一度整えてもらう。
この流れのほうが自然です。
書くというより、自分の中にあるものを少しずつ掘り出していく感じですね。
このやり方だと、ネタも出るし、内容も深くなります。
しかも、自分の言葉が残りやすいです。
AIを使っていても、最後に残るのはその人の中身
AIを使うと、みんな同じような文章になる。
そう感じる人もいるかもしれません。
でも、実際には逆だと思っています。
AIをうまく使うほど、その人の中身が出やすくなることがあります。
なぜなら、AIは材料がないと深い文章を書けないからです。
その材料になるのは、
- これまでの経験
- 失敗
- 感じたこと
- 考えてきたこと
- 大事にしている価値観
こういうものです。
つまり、AIが主役ではなくて、人が主役なんですよね。
AIは整理したり、広げたり、形にしたりするのは得意です。
でも、何を入れるかはその人次第です。
だからこそ、自分で話すことに意味があります。
記事ネタに困らなくなる人は、特別な人ではない
ネタに困らなくなる人というのは、特別な経験をたくさんしてきた人ではありません。
自分の中にあるものを、取り出す流れを持っている人です。
その流れを作る道具として、AIはかなり優秀です。
難しく考えなくていいんです。
まずはAIに、ランダムで30個テーマを出してもらう。
その中で少しでも気になったものについて話してみる。
最後に、ひとりに向けて分かりやすくまとめてもらう。
これだけでも、かなり変わります。
「自分には書くことがない」と思っていた人でも、やってみると意外なくらい話せることが出てきます。
そして、その感覚がつかめると、記事ネタには前よりずっと困らなくなります。
まとめ
記事が止まる原因は、書く力がないからではなく、最初のきっかけがないからということがよくあります。
そんな時は、AIを答えを出す機械として使うよりも、自分の中にあるものを引き出す相手として使ったほうがうまくいきます。
ランダムでテーマを出してもらう。
気になったものについて話す。
感情も含めて自由に話す。
最後にまとめてもらう。
読んで、また感じたことを足していく。
この流れができると、ネタ切れしにくくなります。
しかも、ただ本数を増やせるだけではありません。
自分の考えや体験が入った、ちゃんと温度のある記事になりやすいです。
ひとりで発信していると、どうしても「何を書こう」で止まりがちです。
でも、話しながら整えていくやり方を持っていると、その止まりがかなり減ります。
今の時代は、最初から完璧に書こうとしなくても大丈夫です。
まずは話して、整えて、また足していく。
そのほうが、自然に続けやすいと思います。